金沢星陵大学女子短期大学部

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【山田プレゼミナール】第53回鏡花文学賞授賞式にボランティア参加しました

2025.12.09

文学・日本語表現を専門に学ぶ山田プレゼミナールの学生が、今年も鏡花文学賞授賞式にボランティア参加させていただきました。山田プレゼミナールでは、泉鏡花の代表作『高野聖』を読みながら、物語の内容や登場人物の気持ちなどについて理解を深めてきました。今回の授賞式ボランティアは、プレゼミで培った知識を地域文化の現場へとつなげる実践的な学びの場となり、今後の活動への大きな励みとなりました。
(文:担当教員 山田 範子)

学生のコメント

経営実務科 1年次 I・Mさん(石川県 金沢泉丘高等学校出身)
ボランティアとして裏方に携わったことで、この文学賞が53年もの長きにわたって続いているのは、多くの人のチームワークによって支えられているからだと感じました。また、受賞者のお二方のスピーチを聞き、作品が生み出される背景には人との関わりや環境が影響しており、その積み重ねが読む人の心を打つ作品を生み出しているのだとわかりました。
どんなものも人の思いや協力によって形づくられていくことを知り、この授賞式のほんの一部でも力になることができたことは、とても貴重な経験になりました。

経営実務科 1年次 S・Tさん(石川県 北陸学院高等学校出身)
鏡花文学賞授賞式のボランティアに参加し、初めて受賞者の方の誘導を担当しました。手の向きや出し方など細かな所作が難しかったけれど、受賞者や選考委員の方のスピーチを間近で聞くことができ、とても貴重な体験になりました。
授賞式がどのように進行しているのか、お客さん側ではなくスタッフの立場から知ることができ、多くの学びがありました。授賞式に参加された地域の皆さまと交流する機会もあり、とても楽しく充実した時間になりました。また参加したいと思いました。
経営実務科 1年次 A・Aさん(石川県 鹿西高等学校出身)
今回、ボランティアに参加して、歴史ある授賞式に参加できることへの有り難さを感じました。会場にいらっしゃった市民の皆さまや、他のボランティアの方々が普段から文学に親しんでいることを感じ、とても印象に残りました。金沢は文学と深い関わりがあり、広く親しまれていることがよく伝わってきました。
また、私は公務員志望なのですが、授賞式の運営に携わる中で、市役所の皆さまのお仕事の一端を知ることができ、参加して本当に良かったと感じています。
経営実務科 1年次 Y・Hさん(石川県 金沢伏見高等学校出身)
初めて鏡花文学賞授賞式のボランティアに参加しました。このような式に参加するのは初めてだったため、とても緊張しました。私は受付を担当したのですが、初めて経験することばかりで、とても良い学びになりました。
作家さんの貴重なお話を生で聞けたことは、今後忘れられない経験になると思います。このボランティアに参加して良かったです。