今年度の平泉ゼミナールでは、「つながり」に関する理論に着目して研究を進めています。これまで、経営学を中心にさまざまな「つながり」に関する理論を学んできました。
ゼミナール研修の舞台は山中温泉です。地方の伝統的な温泉街がもつ魅力や、長く愛される理由について、「つながり」を軸に考察します。今年度は秋に実施となり、紅葉を楽しみながらのグループワークとなりました。

これまでのゼミ活動で学んだ「理論」を意識して散策することによって、単なる観光旅行とは違った発見があったようです。人々の「つながり」に着目したグループが多く、立ち寄ったお店の方々や観光客へ即興でインタビューをしてくれたグループもありました。 平泉ゼミナールの「つながり」も、また一段と強化されたように思います。理論的な学びの経験とともに、最高の思い出として大切にしていってほしいと思います！

私の班は山中漆器の店員さんにインタビューを行い、その中で「人とのつながり」を見つけました。これまでは主に、経営者の方へインタビューを行ってきましたが、誰にでもその人の物語や人生を変えた出会い、人とのつながりがあるのだと改めて知りました。私たちとの会話も「大切な出会いのひとつ」だと話してくださり嬉しかったです。

昔ながらの温泉街で、地元の方々が私たちにも良くしてくださり、とても温かい気持ちになりました。たくさんの自然と古き良き街並みを見て、この地域の文化を街の人達で受け継いでいっているのだとわかりました。
観光地として有名な山中温泉は、伝統や文化が人々によって守られてきた場所という一面があると感じました。

山中温泉へは初めて行きました。旅行といえば家族で行くことが多いのですが、友達と行く旅行の魅力に触れることができました。
また、紅葉がきれいな時期だったこともあり、特に思い出に残る2日間でした。石川県にこんなにも誇れる場所があるのだと、また少し地元を好きになるきっかけとなりました。

今回初めて山中温泉を訪れて、石川県ならではの歴史を感じる街並みがとても印象に残りました。訪れる前には思いもしなかった「つながり」がたくさんあり、とても驚きました。
散策中には地域の方々と交流し、地元のつながりを強く感じました。