金沢星陵大学女子短期大学部

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「第27回学術文化講演会」が開催されました

2020.12.21

12月15日(火)

~音楽には人を元気に、前向きにする力がある。こういう時だからこそ、心静かに耳を傾けたい~

学会短期大学部会が主催する「第27回学術文化講演会」が稲置講堂で開催されました。今年は新型コロナウイルス感染防止のため数々の行事が中止される中、学生にとって久しぶりのライブイベントとなりました。
今年もトロイ・グーギンズさん(バイオリン奏者)、平尾祐紀子さん(ハープ奏者)のお二人をお招きし、演奏曲それぞれの背景にあるエピソードや欧米でのクリスマスの過ごし方など、興味深いトークをはさみながら進行していただきました。

学生コメント

経営実務科 1年次 E・Mさん(富山県 呉羽高等学校出身)
私が最も心躍らされたのは、語りかけと喜びの 2 つで構成された曲でした。貴族は優雅に喜び、平民は心から喜んでいることが感じられるような演奏でした。
経営実務科 1年次 T・Rさん(石川県 鹿西高等学校出身)
最後の MISIA さんの曲(アイノカタチ)が 1 番印象に残りました。バイオリンとハープの演奏なのに楽器で歌っているかのようで、演奏者の感情も音と共に響いているように聞こえました。

グーギンズさんからはコロナ禍を嘆いてばかりではなく、前向きになるきっかけと捉えることも大事だというエールがありました。

学生コメント

経営実務科 1年次 N・Aさん(石川県 金沢高等学校出身)
トロイさんの話で、「コロナ禍で辛いこともあるけれど、家族と友人と過ごすことができて幸せなこともある」という言葉に共感しました。
経営実務科 1年次 Y・Aさん(富山県 雄山高等学校出身)
今はコロナ禍で我慢しなくてはいけないことが多くても、自分なりに楽しみを生み出すことでこの状況を乗り切っていきたいと思いました。

「今年1年暗い気持ちでいましたが、明るい気持ちになりました」「音楽に国境は関係なく繋がることができるので、音楽の素晴らしさを改めて感じることができました」など、会場全体に広がった美しい音色にすっかり魅了された学生が多く、元気をもらって明日からまた頑張る気持ちになれたという声は枚挙に暇がありませんでした。

学生コメント

経営実務科 1年次 K・Rさん(石川県 小松明峰高等学校出身)
お二人にとっては何気なく弾いているものでも、聴く人にとってはそれが誰かの心に安らぎを与えたり感動を与えたりできるものだと知りました。
経営実務科 1年次 H・Hさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
私も家族とロウソクをつけ、今日のような素敵な音楽を流して過ごしてみたいと思いました。素敵な演奏をありがとうございました。
経営実務科 1年次 Y・Aさん(石川県 小松市立高等学校出身)
久しぶりに生の演奏を聞きました。演奏者の熱意が、空気や音の振動とともに伝わってくるので素敵だと思いました。

学生が手拍子を入れて演奏に参加するピチカートの曲もあり、終始リラックスムードで楽しく会が進みました。
お二人の笑顔とともに長く記憶に残る一日になったと思います。グーギンズさん、平尾さん、今年も本当にありがとうございました。
(担当教員より)
【講師】
トロイ・グーギンズ氏(バイオリン)
アメリカ・コロラド州デンバー出身。オーケストラアンサンブル金沢で第一バイオリン奏者を20年以上務め、国内外で活動する北陸を代表する人気演奏家。

平尾 祐紀子氏(ハープ)
金沢市出身。愛知県立芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了。オランダ マーストリヒト音楽院卒業。マスターディプロマ取得。若手実力派演奏者として全国各地で活動している。

【演奏曲】ガボット、愛の挨拶、白鳥、タイスの瞑想曲、アイノカタチ 他

【主催】金沢星稜大学学会短期大学部会