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【情報技術b】Vlog制作に挑戦、「発信」のポイントを学ぶ!
2021.08.02
短大2年次配当科目「情報技術b」では、情報伝達における重要なポイント、特に人にモノを教えたり説明する際に押さえるべき必要な要素を学びます。今学期はVlogを制作しました。Vlogとは、Video blogの略で、日ごろの何気ないことや気になっていることなどを動画で表現するものです。
今回は、各自の好きなカフェや公園、観光地などのスポット、学校生活の様子を動画にし、企画・撮影・編集まで行い、完成後は全員で Vlogを見て意見交換を行いました。
学生たちが作成したご動画はこちらからご覧いただけます。
今回は、各自の好きなカフェや公園、観光地などのスポット、学校生活の様子を動画にし、企画・撮影・編集まで行い、完成後は全員で Vlogを見て意見交換を行いました。
学生たちが作成したご動画はこちらからご覧いただけます。
動画は、見てくれる人のことを考えて制作します。その制作過程から学んだ、相手に物事を伝えるための重要なポイントは、対人コミュニケーションのあらゆる場面で活用できるでしょう。
授業の総仕上げに、「感性」について考え、以下の項目でコメントを作成しました。
- 下級生や後輩を対象読者にして、この科目で学んだこと/得たこと
- それはどんな時に役立たせられそうか
- それを踏まえて、知性と感性を磨くとはナンだ?
(文:担当教員 辰島裕美 准教授)
参加学生のコメント
経営実務科 2年次 K・Kさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
- この授業を通して、情報を伝えたい相手を明確にすることで、相手を思いやった伝え方ができるということを学びました。動画は編集が難しそうだと思っている人も多いと思いますが、実際にやってみると作業はとても簡単なので、楽しく取り組めます!
- 今後、人にものを伝える、説明するという場面が多くあると思いますが、その際にターゲットとなる人の立場になって必要な情報をピックアップし、わかりやすく伝えるということができるようになった気がします。ゼミナールでも海外の学生との交流が今後あるので、以前よりもうまくコミュニケーションが取れるように心がけていきたいです。また、仕事をするときについ目の前のことだけに集中して取り組んでしまいがちですが、その先に受け取る人がいるということを頭に置いて仕事をすることでより、質のいい仕事ができるのだと感じました。今後のアルバイトや卒業後の就職先で生かしたいです。
- 私は知性や感性を磨くために、周りの人や自分が見るもの、自分が刺激を受けるもの、心に響くもの、が大切になってくるのではないかと考えました。辰島先生もおっしゃっていたように、実際に体験したり経験したりすることで、ただ他人から話を聞いて理解するよりも、確実に自分の中に何か感情が生まれると思うからです。考え方が素敵な人と出会って、その人と関わることで自分には今までなかった知性や感性を身につけることができたり、文章や動画であれば本や映画などを見て新たな発見があったりします。誰かに言われたからこうだ、というよりは自分が心を動かされて身についたものが知性や感性に繋がってくるのではないかなと思いました。
【Vlog】金沢|カフェ巡り|女子大生の放課後(K・Kさん作)
経営実務科 2年次 N・Mさん(石川県 金沢西高等学校出身)
- この授業で、いろんな視点から物事を見るということを学びました。例えば、場所の説明などをする時、その場所を知っている地元の人、全く知らない人では説明が大きく変わってきます。友達や家族同士では、あれ、これ、それで伝わるものも、全く知らない人となると、詳しく説明しなければ伝わらないことがたくさんあります。動画を作る上で、全く知らない人に伝える為には?を考えながら動画を作る必要があると思いました。
- この授業での経験は、会社で何かプレゼンをするときなどに役立つと思います。もちろんプレゼンだけでなく、日常の会話の中でも、この人にはどこまで説明が必要か、また、省くべきところはどこかなど考えて話すことでより相手に伝わりやすいプレゼンや、会話ができると思います。
- 知性、感性を磨くとは、「何となく良いな、心が動いたな」というものを、「なぜ良いと思ったか、なぜ心が動いたか」を分析し、考え、言語化することだと思います。この授業では、自分以外の人の動画を見て、良いところ、改善すべき点を分析し、言葉にしました。今まで人の動画を何となく見ていたけれど、詳細に見ていくとYouTuberの動画もそれぞれ様々な工夫がされていることに気がつきました。何となくではなく、自分の感性を働かせながら物事を見ることで新しい発見があると思います。そして、その発見を誰かに伝えるためには、言葉を多く知る必要があると思います。そのために、知性と感性を磨いていかなければいけないと思いました。
【Vlog】短大生の1日(N・Mさん作)
経営実務科 2年次 Y・Kさん(石川県 小松市立高等学校出身)
- 私はこの科目で、始めて動画を編集しました。はじめは、完成できるか不安でしたが、この科目を通じて動画の編集技術を得ること以外にも、より客観的に物事を見ることができるようになりました。
- 卒業後は、この科目で学んだ、タイトルを完結にわかりやすくしたりすることやキーワードを取り入れる点で顧客になにか伝えるときに、わかりやすいプレゼンや、動画で表現をできると思いました。また、会社のPR動画などをお客様目線で作成できると思いました。家庭を持ったとき思い出づくりとして子どもに何気ない日常をVlogみたいに編集し、テロップを入れそのときの感想も映像とともに残せると思います。
- 知性と感性を磨くためには、様々なことを経験することが大切です。ただ、経験するのではなく、常にどうしたら良くなるか、日常的な生活でも同じ行動を振り返ったりすることで、知性を磨けると考えました。
【Vlog】天気のいい日の過ごし方 |コロナ禍で楽しむ |加賀市中央公園(Y・Kさん作)
経営実務科 2年次 I・Yさん(福井県 勝山高等学校出身)
- この授業では伝える力を得られることができました。最初は自分が満足のいく動画を作ろうと思って動画を作成していました。しかし、だんだんと視聴者のことも考えるようになり、最終的にはどんな場面をとればいいのか、どうテロップを入れたらいいのか、どんな情報を入れればいいのか考え、より視聴者にわかりやすく伝わるような動画を作成するようになりました。第三者の立場から動画を見、視聴者にわかりやすく伝えることの大切さを学びました。
- 今後私はお客様に意見を聞いて提案する立場になります。この授業を通してお客様にわかりやすいように伝えることができるようになったと思います。お客様にどう伝えればわかりやすく伝わるのかを考えて伝えることができると思います。思いますではなく伝えます。
- 知性と感性を磨くとは、自らの力で物事を進め失敗してもプラスに考えて今後に生かし、どんどんと自らが考えたり、個性を出していくことだと私は思いました。