金沢星陵大学女子短期大学部

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【辰島プレゼミナール】「よちよちプラネタリウム」のイベントサポート

2023.03.22

3月9日(木)・10日(金)

キゴ山ふれあい研修センターでは、小さな子どもが、静かで暗いドームでも安心安全に楽しめるように、よちよちプラネタリウムというイベントを開催しています。プラネタリウムで楽しい星のお話の後に、キッズルームで、小さな子どもや家族にほっと一息入れてもらえるようなイベントです。

辰島プレゼミナール

『伝える・教える・説明する』をテーマに、学生の意志で計画して行動することを目標に、国際交流や地域に貢献できる活動を実施しています。

  • 社会を知るために、教室を飛び出し学外活動に出かける
  • 自分の限界に挑戦し、新しいできる自分を知る
  • 仲間と協力をして、相手を認めつつ、自分の役割と存在の価値を自覚する

辰島プレゼミナールのこうした目標達成に向けて、今回キゴ山ふれあい研修センターから「参加してくれる親子により楽しんでもらえるためにサポートしてほしい」という依頼に挑戦しました。
当日までの準備として、親子で安全に気楽に楽しんでもらえるには、どんな活動が良いか練る“プランニング”から始まり、何度も現地でリハーサルを実施。研究室では、工作に使うかわいいイラストの部品をみんなで準備しました。簡単にできると思っていたことが意外に大変だったり、準備はいくらやっても、想定外のことが起きることも経験しました

迎えた当日。
受付では、笑顔でお迎えし、案内もスムーズにでき良いスタートを切ることができました。
絵本を読んであげたり、ぬりえや工作を楽しんでもらえるように、各テーブルで一人一人に注意してサポートし、全体が上手く流れるように、時間が押したりしても慌てないようにも配慮できました。参加者の皆さんには概ね喜んでいただけましたが、反省点は次回以降改善できるように話し合いました。

参加学生のコメント

経営実務科 1年次 I・Mさん(石川県 星稜高等学校出身)
この活動を通して学んだことは準備の重要性です。具体的には、①計画を実行させるには自分が思っている何倍も綿密に計画を練ることが必要、②実際に現地に行って体感しイメージすることが必要、③当日のスケジュールの進め方も1パターンでは足りず不測の事態を予測して何パターンか考えておかなければいけない、などです。また、自分達で準備したさまざまなツールを使って楽しんでいる様子を見た時に嬉しく感じ、こちらが癒されました。これまで子どもの相手をすることに苦手意識を感じていましたが、とても可愛くて楽しい活動でした。

経営実務科 1年次 T・Sさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
初日の挨拶の時、私が喋り出そうとしたら1人の子が泣いていて、私は話すことを躊躇してしまいました。そしてセンター職員の方に助けていただきました。その時に、言われたとおりにだけやるのではなくきちんと目の前の状況を理解してすぐに適応できるようにならないといけないと思いました。さらに状況だけでなく人それぞれ性格ややりたいことが違うので、相手に合わせて行動するなど、幅の広い対応力を持つことも大事だと思いました。
経営実務科 1年次 H・Mさん(富山県 となみ野高等学校出身)
この活動を通して、具体的で実行性のある計画とは時間をかけて作り上げるものなのだと思いました。他の人と少しずつ辻褄を合わせながら段取りを進める事の重要性を学べました。個人的に大きな成長だと感じたのは、実際の会場を見て、具体的な時間配分や必要な物を早々に決めることができた点です。それまでやや抽象的だった計画が一つの経験で、具体的で実行性のある計画に変わったのが私にとっても皆にとっても一つのポイントでした。

経営実務科 1年次 M・Mさん(石川県 星稜高等学校出身)
この活動で得られたことと学んだことは沢山あります。それは、自分視点ではなく相手視点になって考えることの大切さ、起こりうることを想定して事前に問題解決することの重要性、考えきれなかった予想外なことが起こっても慌てずに対応する力、やり遂げる力、などです。何度も想定をしてよくイメージしたので、上手くいったことがたくさんありました。計画時点ではわからないことが多く苦戦しましたが、子どもが楽しんで、それを見ている保護者が喜んだ笑顔に、心が満たされました。2日間で自身が成長できた、貴重な活動でした。
経営実務科 1年次 Y・Aさん(石川県 遊学館高等学校出身)
活動の前に、企画を実行している自分の姿を想像できず、不安な気持ちもありましたが、実際には子どもたちと一緒にとても楽しく時間を過ごせました。終わった時には達成感でいっぱいでした。とても貴重な機会を与えて下さった、センターの皆さんに感謝します。2日間の活動で、初日の活動の反省点を、2日目にはしっかりと改善できていました。自分たちにゆとりもでき、周囲に目を配ったり、時間の配分にも注意できました。