金沢星陵大学女子短期大学部

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【辰島・ビセット ゼミナール】「地元の食で国際交流」-インドネシア ビヌス大学と-

2022.06.28

辰島・ビセットゼミナールでは、2020年からインドネシアのビヌス大学日本語学科とのZoomによる国際交流を続けてきました。
今年の5月・6月は、金沢を舞台に放映されたドラマ「鈍色ショコラヴィレ」を双方の学生が鑑賞した後に交流を行うという企画で、6回の交流を終えました。

まず、ゼミ生からドラマで登場したスイーツショップや観光地金沢の特徴を紹介しました。
ビヌス大学の学生からは、食をテーマにインドネシアの特徴的なメニューの紹介プレゼンテーションがありました。
交流の回を重ねるごとにZoomで相手との交流が慣れてきました。その結果、適宜適切な質問をしたり、相手の問いかけに対して積極的に発言して交流を充実した時間にすることが徐々に上達しています。
また、ビヌス大学の相手を尊重して喜ばせようとする心を受け取り、楽しいだけではなくお互いへの配慮ができる交流へと進展しています。
学生からは気に入ったメニューを今後実際に作って試食しようという声が上がっていました。

この交流は、学生にとって自分の日常の行動範囲以外の人とコミュニケーションをとることがどういうことかを学ぶ素晴らしい機会となっています。このような交流を通じて、学生はコミュニケーション能力やリーダーシップを向上させることができ、また自分自身をより深く知ることができます。

参加学生のコメント

経営実務科 2年次 I・Aさん(石川県 県立工業高等学校出身)
個人の趣味など、プレゼンとして準備していた質問以外にも自然に答えられるようになり、同時に相手に対しても自然と疑問を持って質問するようになっていたことに気がつきました。
質問する際に指名することで、ずっとミュートをつけたままの生徒も話しやすくなるなど、お互いの緊張をほぐす方法の一つだとして覚えておきたいと思います。
経営実務科 2年次 U・Aさん(石川県 大聖寺高等学校出身)
Zoomのブレイクアウトルームでは、自分がリーダーであることを自覚してリーダーシップを意識しました。画面越しでも相手の話をきちんと聞いていることが伝わるように相づちや少し大きめのリアクションを取ることができるようになりました。
今後の課題は、さらに分かりやすく、相手の理解度が深まるための工夫をしていこうと思います。一方的にプレゼン等で決められた発言をして終わりではなく、相手に話しかけていることを意識して「○○というのですが皆さん知ってますか?」のように直接問いかけ等をすることをさらに心掛けていこうと思います。

経営実務科 2年次 T・Kさん(富山県 龍谷富山高等学校出身)
回を重ねるごとに、どうすればよりよい交流になるかというコツがつかめてきました。自分との共通点や,興味のあることを積極的に質問しました。そして、こちらの質問で、相手を話したい気持ちにさせることができると実感しました。
インドネシアからの留学生 M・Rさん
Zoomの交流に参加できて光栄でした。本当に興味深く、楽しい時間でした。 みんなと話したり、発表を聞いたりするのはとても楽しかったです。また、日本語の勉強にもなりました。