金沢星陵大学女子短期大学部

NEWSSei-Tan News!

Sei-Tan News!

【山本ゼミナール】東京研修旅行

2022.09.15

山本ゼミナールでは、ゼミテーマ「リーダーシップとフォロワーシップの事例研究」のフィールドワークとして、9月5日(月)~6日(火) 1泊2日の日程で3年ぶりにゼミ旅行を実施しました。

1日目は、人を大切にする経営学会が主催する、第12回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の報告会(講演会)に出席し、厚生労働大臣賞や中小企業庁長官賞などを受賞した企業の代表者によるスピーチを聴講しました。
はじめに、会場の法政大学OBでもある菅義偉前首相が祝辞を述べられるなど、AWARDとしての厳かな雰囲気も感じられ、ゼミ学生にはサプライズだったようです。

どの受賞企業も金銭的な手当には独自性がありましたが、むしろ社員同士が気持ちよく働ける職場環境づくりにさまざまな工夫を凝らしていたことが、ゼミ学生たちには印象が強かったようです。

2日目は、子供向けだったテーマパークを全世代で楽しめる空間へと大変身させることに成功した「サンリオピューロランド(東京都多摩市)」へその秘密を探りに行きました。
最寄駅を降りると、テーマパークまでのストリートはすでにキャラクターのカチューシャなどを着けた人たちがあちこちに見られ、自然と気分が盛り上がりました。

参加学生のコメント

経営実務科 2年次 F・Iさん(石川県 金沢伏見高等学校出身)
事前に学んだ経営の仕方や、会社の組織づくり、従業員との接し方を今回の研修で改めて学ぶことができました。直接、経営者の話を聞き、現場に行って確認することができて良い経験になったと思います。

経営実務科 2年次 A・Hさん(石川県 金沢高等学校出身)
報告会で、中小企業庁長官賞を受賞された東海バネ工業株式会社の社長が、「挑戦して失敗は大丈夫」と掲げているのを見て、社員も前向きに挑戦することができるのだと感じました。
 

経営実務科 2年次 M・Yさん(石川県 星稜高等学校出身)
サンリオピューロランドで働くスタッフの方々は、話す際に声のトーンが少し高めだと感じました。これは、明るい雰囲気でパーク内を楽しめるようにしているのではないかと思えるし、相手からの第一印象を良くするために大切なことだと気づかされました。

経営実務科 2年次 A・Sさん(石川県 小松商業高等学校出身)
授業でサンリオピューロランドの企業内の映像を見たとき、朝礼を一日に何回も行っていたのを覚えています。その朝礼を研修の場として、スキルを身に着けさせた結果、現場で実際に感じるような一人ひとりの高い接客力につながっているのではないかと感じました。
経営実務科 2年次 M・Aさん(石川県 金沢高等学校出身)
東京の人の多さに圧倒された。あれだけの人がいても、当たり前の様に様々なルールを無意識に守っているからこそ成り立っている街だと感じた。

経営実務科 2年次 F・Mさん(石川県 金沢伏見高等学校出身)
1日目の夜に渋谷スカイに行った際、入場料2000円は安くないなと感じたのですが、展望台の中にも様々な工夫がされており、とても満足度の高い時間・空間を体験できました。

感染症の影響による行動制限も緩和され、少しずつ本来の活動に戻りつつありますが、久しぶりに旅行をしたという学生もいました。
あと半年を残すだけの短大生活ですが、今回の研修旅行が卒業研究の制作に向けていい学びになったことと思います。
(ゼミ担当:山本 航)