Sei-Tan News!
【日本語表現法Ⅱ】星稜中学校1年生と作文を通して交流しました
2022.10.20
短大生が中学生の作文を添削する授業を行いました。星稜中学校の川井有紀先生(国語科)にご協力いただき、実現することができました。
短大生が、中学校国語科第1学年の指導事項を意識し、「根拠を明確にしながら、自分の考えが伝わる文章」が書ける課題を考えました。また、中学1年生が興味を持って取り組めるワークシートを作りました。ワークシートには質問コーナーを設け、「好きな食べ物は?」「短大に入って良かったことは?」など、同じ学園に所属する先輩・後輩の楽しい交流もありました。
中学生は、短大生から出題された課題を一生懸命考え、丁寧な字で作文を書いてくれました。短大生は1年次前期必修科目の「日本語表現法Ⅰ」で身につけた文章作成技術を生かし、相手がどのように受け止めるか考えて言葉を選び、責任をもって添削しました。思いやりの心が連鎖する素敵な作文交流ができました。
(文:担当教員 山田範子 准教授)
参加学生のコメント
経営実務科 1年次 K・Aさん(石川県 金沢伏見高等学校出身)
今回初めて作文を添削する側に立ち意識したことは、中学生に合わせた言葉遣いやイラストを用いて固い印象を無くそうとした点です。交流作文を通してお互いが良い経験を得ることが出来たと思います。経営実務科 1年次 N・Mさん(石川県 金沢龍谷高等学校出身)
中学生の文章を添削することで、良いところや良くないところを自分自身が気付くことができるので、自分の力にもなっていると思いました。経営実務科 1年次 O・Yさん(石川県 金沢伏見高等学校出身)
どのような言葉で伝えたらよいかを相手の立場に立って考え、文章を作成できました。より良い作文を作るためにどうしたらいいか考えるきっかけになりました。経営実務科 1年次 I・Cさん(石川県 羽咋高等学校出身)
中学生が書いてくれた作文を読むと心が温かくなりました。普段交流することがない中学生と交流することができとても良い体験になりました。経営実務科 1年次 N・Aさん(石川県 金沢伏見高等学校出身)
中学生の初々しさが感じられて心がほっこりしました。会ったこともない子だけど、今回文通という形で交流ができて良かったです。経営実務科 1年次 S・Mさん(石川県 小松商業高等学校出身)
自分自身、文章を読み取る力がついたと実感しました。自分の添削で中学生の文章力が上がっていてくれたらとても嬉しく思います。