金沢星陵大学女子短期大学部

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【Sei-Tan学長とのトークタイム2023】「令和6年能登半島地震を経験して」

2024.02.01

2020年度から実施している「学長とのトークタイム」。この意見交換会は、学長と学生が本音で語り合える貴重な場になっています。今回は副学長、学科長、学生支援担当教員や学生支援課職員も交え、令和6年能登半島地震にかかる意見交換を2日間にわたって行いました。

集まってくれたのは学友会の1、2年次14名。元日という時期柄、それぞれが各地で過ごしていた時に発生した大地震でした。地震発生時の様子や被災状況をヒアリングした後、心配なことや不安な気持ちを吐き出す時間を設け、災害時に求める学内のシステムや支援について要望や提案を受け付けました。
また今後の行事やイベントについても話し合い、大きな被害を受けた学生の心境に寄り添いつつ、一人ひとりが笑顔を取り戻すきっかけになるような形で実施していくことを確認しました。

学生の目線でも被災者の目線でも貴重な意見を出してくれた学生たち。金沢星稜大学女子短期大学部では、今後も学生と教職員間の意見交換を大切にしながら、前を向いて歩んでいきます。

学生コメント

経営実務科 1年次 M・Kさん(富山県 新湊高等学校出身)
「普段通り過ごせる幸せと、日頃から備えておくことの重要性を改めて感じました」
今回のトークタイムでは、大久保学長をはじめとした先生方、学生支援課の方が話しやすい雰囲気を作ってくださり、私たちの話を真剣に受け止め検討してくださったことでより良い意見交換ができたと思います。
地震後から断水が続いている地域もあり、普段通り過ごせる毎日への幸せや、日頃から備えておくことの重要性を改めて感じました。
今回のような予想のつかない初めての事が起こった際に、自分には何ができるかを考え、対応していく力も大切だと思いました。

経営実務科 1年次 K・Sさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
「星短生の日々の楽しみが増えるようなイベントが実施できたら」
集まったメンバーの様々な話を聞くことで、地震発生時の状況や心境などを情報共有することができました。今後の短大行事やイベントについて考えたとき、地震と向き合うことと、徐々に普段の日常を取り戻す必要があるという話になりました。すぐには難しいと思いますが、被害を受けた星短生の心の負担の軽減となり、日々の楽しみが増えるようなイベントを学友会で考え、実施していきたいと思います。
また、山本副学長がお話されたボランティアや募金活動など、自分にできることを行ってみようと思いました。