金沢星陵大学女子短期大学部

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【山田プレゼミナール】鏡花文学賞授賞式にボランティア参加しました

2024.02.21

金沢市民芸術村で第51回(令和5年度)鏡花文学賞授賞式が開催されました。授賞式では、日本の近代文芸に貢献した金沢出身の泉鏡花の功績をたたえ制定された「泉鏡花文学賞」と、金沢市民の文芸活動の充実を図るため制定された「泉鏡花記念金沢市民文学賞」の授与が行われました。

文学・文芸を研究する山田プレゼミナールから2名の学生がボランティアとして参加し、他大学の学生と協力しながら受賞者への賞状を授与する金沢市長の補佐や来場者の受付などを担当しました。
山田プレゼミでは泉鏡花の代表作の一つ『高野聖』を読み深めてきましたが、ボランティアをさせていただくことで、ゼミの学びと地域をつなぐ活動ができ、さらに文学・文芸に対する探究心を高めることができました。

学生のコメント

経営実務科 1年次 M・Mさん(石川県 金沢泉丘高等学校出身)
学生ボランティアとして、泉鏡花文学賞の授賞式に参加しました。この文学賞は昭和48年に制定されたもので、地方自治体主催のものだと全国初の賞だそうです。私は、賞状手渡しの補佐やサイン本の手渡しなどを担当したのですが、市長さんや受賞者の方々の隣に立つというのはとても緊張する体験でした。
ゼミでは泉鏡花記念館や金沢の文学者の方々にまつわる場所へ訪れるということを行っていましたが、今回もこのボランティアに参加できたため大変貴重な経験になりました。そして、ボランティア活動を通してたくさんの方々から「ありがとう」という言葉をいただきました。心が温まる体験になりましたし、参加してよかったと心から思いました。

経営実務科 1年次 Y・Nさん(石川県 宝達高等学校出身)
今までに、何度かボランティアの経験はありましたが、式典のボランティアをするのは初めてでとても緊張していました。しかし、分からないところは職員の方々が優しく丁寧に教えてくださったり、空き時間などで気さくに声を掛けてくださったりしたおかげで緊張はほぐれ、安心して本番に臨むことが出来ました。
ボランティアに携わった方々のあたたかさに触れ、今まで以上に地域に貢献したいと強く思いました。鏡花文学賞の受賞式のボランティアを通して地域に深く関わることで、地域に貢献すると共に、地域の魅力を再発見できる貴重な経験ができました。