大阪南港で集合したメンバーはフェリーで鹿児島に向かい、知覧特攻平和祈念館を訪れて自分たちと変わらない年齢で生涯を終えた特攻隊員の想いを知り、自分の人生をどう生きたいのかを考えました。3日目には、世界遺産である屋久島で、樹齢7200年とも推定される縄文杉を目指し10時間のトレッキングをし、長く生き続ける自然の生命力に触れました。

また、移動中のフェリーでは、グループディスカッションやペアワークなどを行い、人生や仕事への自分の価値観を改めて知り、旅の最終日では、人生で何を達成したいのかを各々が発表しました。解散は、あえて鹿児島港。夫々が行ってみたかった場所に寄り道して帰路につきました。

「自分に自信と成長をくれた旅」
ほしたびに参加して自分が変われたと思うことは、積極的に行動する自立心や最後までやり遂げる力をさらに成長させることができたことです。集合場所までの交通手段や宿泊施設などを自分で調べて計画を立てて自発的に行動したことで、グループ活動や普段の活動での積極性が向上したと実感しています。またトレッキングでは、長時間歩いたり登ったりとハードでしたが、最後まで登り切り縄文杉を見ることができ、スタート地点まで戻ったときに達成感を強く感じました。
ほしたび6日間を通して、様々な活動を自分ができる精一杯で、最後までやりきれたことで自身の成長を強く感じています。この経験をこれからの公務員試験や社会人となった際も活かしていきたいです。

「自分を知り、人生について考える旅」
ほしたびの参加を通して自分としっかり向き合うことができたと思います。過去の自分を振り返り、現状を把握して今後どのような行動を取るべきかが具体的になりました。私は失敗することが嫌で、今までもリスクや挑戦を避けながら過ごし、将来の夢も持たずに生きてきたので、このままほしたびに参加することなく学生生活を終えていたら、本当にやりたいことを見つけられないまま何の刺激もない普通な人生を送っていると思います。このような自分の夢や目標について考え、自分と向き合える機会に出会えて本当によかったです。一度きりの人生を平凡に過ごすのではなく、チャレンジ精神で色々なことに挑戦し、「あの頃と変わらない毎日を過ごしている」ではなく、「あの頃頑張ったおかげでこれだけ成長できている」と思えるくらい充実した人生にしていきたいです。