金沢星陵大学女子短期大学部

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【手塚ゼミナール】株式会社ケイズ様をお招きし、化粧品業界に関する講話を開催

2023.10.25

10/3(火)

手塚ゼミナールでは、2期生から地元の化粧品会社である株式会社ケイズ様とコラボレーションした産学連携の取組みを実施しています。10月3日(火)のゼミ授業で、株式会社ケイズ担当者の岩本彰子様に化粧品業界に関するお話をしていただきました。

化粧品は、人の身体に直接触れる商品であることから、医薬品医療機器等法の難しさや医薬品だけでなく雑貨などの分類もあるなど、化粧品特有の商品プロデュースの実態と課題について、業界ならではの生の声を聞かせていただくことができました。

学生のコメント

経営実務科 2年次 N・Iさん(石川県 遊学館高等学校出身)
私は、化粧品を集めることも使うこともとても好きで、自分では化粧品や美容に関するものには詳しいと思い込んでいました。だけど、株式会社ケイズさんのお話を聞いて化粧品、医薬部外品、雑貨の3つがあってその違いをよく理解できていなかったと改めて気づきました。
そして、化粧品でのキャッチフレーズには制限がたくさんあり、厳しいものだと言うことも知ることができて、お話を聞くことで前よりもさらに化粧品に関して詳しくなることができてよかったです。

経営実務科 2年次 K・Yさん(石川県 伏見高等学校出身)
化粧品が完成するまでの工程がすごく大変なことを知りました。ボディコロンの案が出てから、ボトルやパッケージのデザインを決めて香りを嗅いで楽しいとしか思っていませんでした。しかし、産学連携の裏では、ケイズ様はデザインパターンを幾つも提示してくれ、厳しい化粧品の定義を考慮しながら、私たちのイメージ通りの商品を作っていただいたと思うと、楽しいだけではなく、いろいろな人の協力があって1つの商品が完成したという実感が湧きました。

経営実務科 2年次 M・Nさん(石川県 金沢龍谷高等学校出身)
今回のお話を聞いて個人的に驚いたことは、ペットの肉球用クリームは化粧品ではなく雑貨に分類されることや、化粧品の効能・効果は全部で56項目も定められているということです。
効能・効果についてお聞きして、化粧品業界は消費者に購入してもらうためのワードにすごく厳しいことが分かりました。
また、メディアの方にお伝えする時も、どのワードを使うかが、すごく繊細な部分になってくると感じました。このフレーズは使用して良いか否かを学生みんなで考え、化粧品業界について知識や理解を深めることができたと思います。