金沢星陵大学女子短期大学部

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【山田プレゼミナール】キャッチコピーづくりワークショップに参加しました

2023.11.10

11/4(土)

金沢星稜大学経済学部の野口将輝教授のゼミと、本学山田プレゼミナールの学生が、キャッチコピーを作るワークショップに参加しました。北海道・札幌から、プロのコピーライターである池端宏介さんをお招きし、「キャッチコピーとは何か」「どのように表現すれば人の心をキャッチできるか」など具体例をまじえてご講義いただきました。

山田プレゼミは文学・文芸作品の研究をしていますが、ワークショップに参加して、言葉の持つ力を深く考えることができたと思います。今後の研究活動につながることはもちろん、これからの言語生活が豊かになる貴重な経験ができました。

学生のコメント

経営実務科 1年次 O・Sさん(石川県 金沢泉丘高等学校出身)
小学生の時のリーフレット作りなどで、深く考えることなく作っていたキャッチコピーは、実際は誰にでも分かりやすく伝わるように言葉の工夫が凝らされたものだと初めて知りました。身の回りに多くのコピーが存在していますが、その一つ一つが熟考されたものであるとより実感できるようになりました。
キャッチコピーは、新聞の見出しなどとは違い、事実よりも本音や本質を伝えるための表現であり、そのため自由度が高く、実際にコピーを考えるのは難しかったですが、楽しかったです。また講義の中でコピーライターという仕事について知ることができ、職業選択の視野が広がったように感じました。

経営実務科 1年次 T・Sさん(福井県 武生東高等学校出身)
ワークショップを通して、普段CMでよく耳にするキャッチコピーも様々な工夫が凝らされていることが分かりました。印象に残っているCMには、共通して聞き馴染みのあるキャッチコピーが用いられており、たったワンフレーズの言葉で大きな役割を果たしているのは凄いと思いました。
やっぱりキャッチコピーがあるのと無いのとでは、読み手に与える印象も大きく変わるし、共感できる内容だとより興味を持つようになると思います。だから、企業にとって商品の売り上げを伸ばすためにキャッチコピーとはとても重要なものだと分かりました。今回初めてキャッチコピーを作ってみて、共感できるようなものを作るのは難しかったけれど、とても楽しかったです。

経営実務科 1年次 M・Mさん(石川県 金沢泉丘高等学校出身)
キャッチコピーを作るには「伝える」から「伝わる」に、誰にでもわかりやすい言葉を使用し、きっかけを与えることが大切だと聞き、納得しました。授業で「社会を支えているのはBtoB企業だ」というテーマでキャッチコピーを作成しました。
私の考えた案は「安西先生…取引がしたいです」や「我が部品に一片の狂いなし」というような有名な漫画のセリフをオマージュしたものだったのですが、面白いと関心を持ってもらうことができました。今後、いろいろなキャッチコピーを見るのが楽しみです。

経営実務科 1年次 Y・Nさん(石川県 宝達高等学校出身)
短大の授業で、詩を書くことは今までに何度かありましたが、キャッチコピーを考え、それを実際に企業の人に提案するということは初めてで、とても難しく感じました。時間もあまりなく焦っていましたが、先生方がヒントを出してくれたり、友達と意見を出し合ったりしながら、なんとか提出することができました。その後、全員のキャッチコピーを紹介するときも、一人ひとりの意見を尊重して楽しく交流することができました。
今回の授業を通して、今まで自分は「キャッチコピー」というものを難しく考えすぎていたと実感しました。自分が思っていた本音をただ文字に起こすだけで、それも立派なキャッチコピーとなると気づくことができました。今後の就活に活かすことができる貴重な経験ができたと思います。