金沢星陵大学女子短期大学部

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【経営実務Ⅱ】履修学生 学外授業として、地元の加賀れんこんの販売実践を経験

2023.12.11

11/11(土)~12(日)

「経営実務Ⅱ」の授業では、毎年JA金沢市の全面協力をいただき、履修学生全員に販売実践をする学外授業を行っています。
今年度も、履修学生66名が11月11日-12日にJA金沢市ほがらか村本店にて、JA金沢市加賀れんこん部会の生産者の方やJA金沢市職員の皆様と一緒に加賀れんこんのテント販売を行いました。

雨天にもかかわらず、学生たちは一生懸命お客様に声掛けをし、買う予定の無かったお客様も足を止め、沢山の加賀れんこんを購入していただくことができました。
また、今回の販売実践に向け、授業の中で販促品となるハンドタオルやコースターのデザインを考案しました。学生の中から素晴らしいデザインが生まれ、JA加賀れんこん部会様とコラボレーションしたオリジナル販促グッズをプロデュースすることができ、当日の売上げに大きく貢献することができました。

参加学生のコメント

経営実務科 1年次 K・Rさん(富山県 富山国際大学付属高等学校出身)
まず、れんこんを売るのがとても楽しかったです。あんなにもれんこんを買ってくれる人がいることに、とてもびっくりしました。私は、人と話すことが大好きなので、たくさんのお客さんとお話しできて嬉しかったです。
また学んだこととしては、れんこんを私だったら大きさで決めてしまいますが、一緒に販売した生産者の方が言っていたのは、大きさだけではなく穴の綺麗さや料理のしやすさを考えて選ぶ人も多く、人によって違うなと感じました。また、お客さんに「お姉さんのおすすめのれんこん頂戴」などを言われ、一生懸命選んだものを喜んで持って帰ってくれるのが本当に嬉しかったです。やっぱり私は人と関わることのできる仕事が向いているのだと改めて感じることができました。
経営実務科 1年次 N・Mさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
商業高校出身なので、販売活動は今まで何度か経験があるのですが、今回の販売実践は他に買い物があって来ている人達を対象としたので、れんこんを買ってくれる人は少ないなという印象でしたが、声掛けをすることで買ってくださるお客さんもいてとても嬉しかったです。
また、自分でデザインした販促品のタオルを選んでくださるお客さんもいて、とてもやりがいのある授業だったなと思いました。これからこんな経験はなかなか出来ないと思うので、貴重な体験ができて本当に良かったです。

経営実務科 1年次 K・Mさん(富山県 新湊高等学校出身)
直接お客様とお話しして販売することが、考えていた以上に難しいものなのだと実感しました。担当時間が朝一番でしたが、私がついた時点でもお客様がそれなりに来店しており、どんどん増えることにとても驚きました。それに高齢の方も多く見かけましたが、それ以上に幅広い年齢がいることも知り、どこか一つの層をターゲットとすることも難しいのだと知ることができました。
販売実践を通じて、お客様に興味を持ってもらえるように声を出すことが一番できたと思います。しかし、あまりしつこくしすぎると避けられてしまうのでそこの押し引きも考えて行うことも必要でした。商品説明も、事前に授業で聞いていても上手く伝えられたのか不安が残ってしまうこともありました。このように、予想外に対応する力が必要なのだと強く感じました。