人生について考える旅「ほし☆たび屋久島」を5泊6日で実施。短大1年次7名、大学1～2年次23名との計30名が参加しました。

旅のコンセプトは樹齢8000年とも言われる縄文杉の長い人生と、16歳～20歳という自分たちと変わらない年齢で生涯を終えた特攻隊員たちの短い人生を比較し、自分の人生をどう生きるのか考えることです。

人生で一度行けるか行けないかの屋久島で、関わったことがなかった大学生とも語り合い、多様な価値観に触れながら、時間をかけて自分が大切にしたい価値観を明確にしていきました。
最終日は「人生で達成したい夢・目標」を全員の前で発表。熱のこもった発表に会場全体が熱くなりました。

経営実務科2年次 N･Hさん（石川県 金沢商業高等学校出身）
何事も挑戦してみようと思うようになりました。 以前の私は、やろうと思っても行動に起こすことが出来ませんでした。ほし☆たびに参加する事もすごく悩み、すぐに決めることが出来ませんでした。しかし、参加するからには自分を変えたいと思い、積極的に色んな人と交流すること、グループディスカッションでしっかり自分の意見を伝えることを目標にして挑みました。そのおかげで、今まで話したことのない学生と交流することが出来たり、自分の意見を伝えることが出来るようになったりして、自分に自信を持てるようになりました。
現在、就職活動中ですが、色んな企業にチャレンジして恐れず行動していこうと思います。

経営実務科2年次 K･Kさん（石川県 輪島高等学校出身）
ほし☆たびに行く前までは、いつも最終的に自分はこうなりたいというゴールだけを掲げて行動していました。大学生の方々は夢や目標を明確に話していて、自分は計画を立てることが足りていないことに気づきました。この旅のおかげで夢が叶うまでの過程がすごく重要だということが分かり、今は些細なことでも計画的に行動しています。
また、縄文杉トレッキングでは正直途中で友達から「リタイアしようか迷っている」と聞き、私も辛かったのでリタイアしようかとも思いましたが、ここまで来たのに縄文杉を見られないのは勿体無いと思い、「みんなで頑張ろう」と声をかけました。そうすると友達も一緒に頑張ってくれたので、みんなの気持ちを高める人になれたと思います。そして、自分は辛くても限界だと思っても諦めない、強い心を持っていると改めて感じました。