金沢星陵大学女子短期大学部

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【ゼミナール】企業経営者から聞く、政治から学ぶこれからの日本の情報技術とは!

2020.11.13

10月13日(火)

辰島ゼミナールでは、卒業前の2年後期というこの時期に、様々な幅広い考えや生き方に触れたいというゼミ生の希望に応え、ゲストから学んでいます。

この日は韓国人でありながら日本でIT企業を設立し、その代表取締役社長のヨム・ジョンスンさんに来学いただきました。ヨムさんはこれまで2か国の企業や自治体で仕事をされていて、幅広い見識をお持ちの方です。授業では、日本と韓国の情報技術の違いや、総理大臣が変わってデジタル庁が新しく作られ社会全体のIT化が進んでいる日本はこれからどのような情報技術が発達していくべきかを学びました。
(文:企画司会進行担当 辰島ゼミナール学生T・Kさんより)

学生コメント

経営実務科 2年次 S・Rさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
今回、ヨムさんのお話を聞いて、日本の現状や今後どのように情報技術を発展させていく必要があるのかということを知ることができました。日本と韓国の情報技術の発展に大きな差があるということは知っていましたが、日本と韓国の制度が全く同じだということや、日本の方が韓国よりお金をかけているということは知らず、授業で習うこともないのでとてもいいお話が聞けてすごく勉強になりました。
 
経営実務科 2年次 K・Mさん(富山県 富山西高等学校出身)
今まで政治についてあまり興味を持つ事がなかったのですが、ヨムさんのお話を伺い、日本の政治戦略や日本と韓国との違いをとてもわかりやすく学ぶことができました。これから少しずつでも政治に興味を示していきたいと思います。
 
経営実務科 1年次 K・Mさん(富山県 桜井高等学校出身)
日本に住んでいる身としては今でも十分便利に暮らせていますが、もっと効率よく便利に暮らすことができるとわかり、早く実現してほしいと思いました。しかし、日本国民でありながら日本の現状について知らないことがありすぎます。若者がもっと知識を身に付け意見していかなければ現状は変わらないので、私自身これから日本の政治や外国の政治について学んでいきたいと思いました。

学生コメント(企画司会進行担当を終えて)

経営実務科 2年次 T・Kさん(石川県 小松大谷高等学校出身)
これまで周りに私の夢はこれだと話したことがありませんでした。それはおぼろげな希望を持っていても本当に夢といってよいのか、現実に叶うのか?と自分を疑っていたからです。
私は以前から韓国に興味があり、言語や文化を学んでいます。1年後期にこのゼミに所属し、先生にそれを話したことがありました。そのことから、韓国人の先生の講義ということで初めて授業内容を計画し、司会進行役を務めました。
打合せの中、ヨムさんはいくつもの夢を実現されたことを知りました。その一つは小さな頃から飛行機が好きで飛行機にいっぱい乗りたいという夢です。そして兵役の入隊時、空軍を選びました。実際は整備の仕事だったから乗れなかったけどねと笑っていらっしゃいました。でも今は仕事で飛行機に乗ってあちこち飛び回っていらっしゃいます。大きくなくていいからどんな夢でも持つこと、そして、それを口にすることも大切だと言われました。
ヨムさんの夢の話から、大きさや実現するかどうかの問題ではなく、夢を持つことが素晴らしいのだと気づきました。夢を持ち、口にすることで、周囲が協力してくれます。すると更に夢を実現させたいと以前より強く思うようになります。
もし一年前に、韓国への興味と将来への希望を話していなかったら、今回ヨムさんと直接話す機会が得られなかったかもしれません。
背中を押してくださる方々の期待を胸に、これからも自分を信じ、夢に向かって行動していこうと思います。