金沢星陵大学女子短期大学部

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【文芸部】今年度も「金沢文芸館あすなろ青春文学賞」を受賞

2023.03.09

3月5日(日)

文芸部の経営実務科 2年次 井口綾乃さん(石川県 県立工業高等学校出身)が第17回金沢文芸館あすなろ青春文学賞を受賞しました。
109作品の応募があり、その中から井口さんの作品を含む6作品が選ばれ、金沢文芸館で表彰式が行われました。
今回で文芸部の部員が当賞を受賞するのは4年連続となります。
◆あすなろ青春文学賞とは
 
金沢文芸館の開館1周年を記念して作られた文学賞。金沢市の伝統ある文芸活動に若者の参加を推奨し新しい息吹を汲み上げ才能が発掘され育っていくことを目的としている。
応募資格は、中学生以上、満20歳以下で石川県内に在住・在学・在勤の人(過去に在学・在勤も可)。
「短編小説」部門と「詩」部門があり、各部門ごとに優秀賞と奨励賞を選定。
※金沢文芸館Webサイトより

井口綾乃さんのコメント

左:井口さん、右:山田範子准教授(文芸部顧問)

「詩」部門 奨励賞 『大人になる私』

今回、初めて書いた詩で奨励賞という素晴らしい賞を頂けたこと、大変嬉しく思っています。私はもともと山田先生(顧問)の「日本語表現法」という授業が好きで、その延長線のように文芸部に所属しました。常識にとらわれない新しい観点で新しい意見を伸ばしてくれるような授業が大好きで、感じた気持ち・意見を素直に書くことに重点を置いていました。
詩に関する知識がほぼ無かった状態で、とにかく20歳という節目に対する思いを綴りたいと書いたものが『大人になる私』でした。この詩を書くにあたり、今まで生きてきた20年間を振り返りました。決して楽ではない、山あり谷ありだった20年間、しっかり生き抜いた私を褒めてあげようと、追想しながら書きました。講評では散文化しないようにとの言葉を頂きました。確かに他の受賞者と比べると日記のようでした。しかし、読んですぐわかる率直な表現には好感が持てると褒めていただき、私にも人の心を動かす詩が書けるのか!ととても嬉しくなりました。
奨励賞を頂くことで詩の面白さを改めて実感することができました。これからは新しく学びながらも、褒めていただいた私の良さを活かしながら詩を書き続けていきたいと思います。

山田範子准教授からのコメント

この春、県外で公務員になる井口さんは、生まれ育った金沢を離れてはじめての一人暮らしをするそうです。『大人になる私』という詩には、いつの間にか自分の限界を決めてしまった後悔を20歳の自分が許し、新しい世界に飛び込んでいこうという決意が表現されていました。これまで自信を失ってしまった時期もあったのかと思いますが、それを乗り越え、すべて受け入れられるようになったという心境の変化は、多くの読み手に勇気を与えると思います。また、自分を認められるようになった井口さんは、きっと素敵な社会人になって、ますますご活躍されることでしょう。心から応援していますよ!
文芸部は、文学賞へのチャレンジの他に、「ブックカフェ」というイベントも開催しています。ブックカフェは、お茶を飲みながら読書についてリラックスして語り合おうというもので、テーマに沿って本を持ち寄り楽しく意見交換をする場となっています。
創作で感性を磨き合ったり、部員と協力してイベント開催したりできる文芸部で主体的に活動することで、きっと得るものがたくさんあると思います。新入生の皆さんも、在学生の皆さんも、ぜひ文芸部で一緒に文学・文芸を楽しみましょう。入部希望、お待ちしていますね!
受賞作品は「金沢創作工房」に掲載され、金沢文芸館はじめ、文芸館近隣の図書館にて閲覧できます。