金沢星陵大学女子短期大学部

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【ゼミナール】国際共同研究の成果を金沢西高等学校の生徒に発表!(辰島ゼミ)

2022.01.24

12月21日(火)

ソーシャライゼーションという活動は、学んだ成果を地域に還元するなどの社会貢献を行い、一連の活動から学生の社会性の向上を期待するものです。
辰島ゼミナールでは、2020年9月から、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、フィリピンの学生と交流し、カナダと日本国内の企業人と意見交換する機会を重ねてきました。そんな中、一番多く交流していたインドネシアのビヌス大学から、共同研究とソーシャライゼーションまでの活動を提案いただき学生が挑戦。
協働研究の成功のカギはビヌス大学生の日本語能力の高さにありましたが、ゼミ生は、そのようなビヌスの学生に敬意を持ちながら論文記述に取組みました。そして、石川県立金沢西高校(以下、金沢西高)と、ジャカルタレムエル学校でソーシャライゼーションを行いました。

この日のプログラムは以下の通りです。
【司会】経営実務科 2年次 N・Mさん(金沢西高出身)
1. 開会、イントロダクション:クイズ形式のインドネシア語の紹介
2. 各チーム発表、研究成果はビヌス大学が英語で発表、活動からの学びは星短生が日本語で発表
 ・エバタチーム:グローバル製造業の人材育成と経営
 ・キノチーム:企業のブランディングの意図と消費者の認識
 ・ナカエチーム:女子大生支店の生活における自動車利用と環境問題
 ・マナベチーム:SGDsの意識調査とコミュニケーションの重要性
 ・カサマチーム:若者の働く幸せについて
3. 質疑応答
4. お礼と閉会
金沢西高生は1年生と2年生の合計9名に参加していただき、メモを取りながら発表を聞いてくださったり、報告後には積極的に質問が寄せられました。また、校長先生からも、内容が面白く高校生にとって良い刺激となったこと、そして、金沢西高卒業生の発表には、「誇らしく思う」という嬉しい評価をいただきました。本当にありがとうございました。

(担当教員:辰島裕美 准教授、英語翻訳協力:ビセット・ヘレン 准教授)

参加学生のコメント

経営実務科 2年次 N・Mさん(石川県 金沢西高等学校出身)
高校生とのソーシャライゼーションを行う上で、自分が高校生の頃どんなことに興味があったか、何を聞いたら好奇心が湧くかを考えながら発表準備を行いました。短大生活で経験した国際交流により、高校時代の自分よりも視野が広くなり、新しい知識や価値観も得ることができました。それを少しでも高校生の皆さんと共有できていたら嬉しいです。機会があれば実際に学校に行き高校生の皆さんと交流したいです。
母校とのソーシャラゼーションで司会を務めさせていただき、自分の中での成長を感じることができました。

経営実務科 2年次 E・Nさん(石川県 金沢北陵高等学校出身)
高校生との交流は今回が初めてでした。高校生のためのソーシャライゼーションは、自分が高校生だったの時のことを思い出しながらスライド作成に配慮をしました。また、リハーサルでスライドのタイミングなどを二人で合わせるのに苦労したのですが、本番では上手くいったので良かったです。相手を想ってリハーサルを重ねることは大切です。

経営実務科 2年次 K・Kさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
高校生の皆さんが真剣に聞いてくれ、質問もしてくれたので良い発表になったのではないかと思いました。また、外国の大学生と共同で研究をして発表をするという大変さが伝わったと思います。
経営実務科 2年次 K・Sさん(石川県 金沢西高等学校出身)
金沢西高の生徒さん達は、一つ一つの話を頷きながら真剣に聞いてくださって、やりがいを感じました。このソーシャライゼーションが刺激となり、何かのきっかけとして活かしてくれたらいいなと思います。