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「不器用でもいいから、応援したいと思ってもらえる人間を目指そう」という変化が新しい自分の発見に繋がった。

株式会社NTTデータ北陸

経済学部経営学科

Y・Mさん

富山県 雄峰高等学校出身

私は中学・高校では様々な事情により、「学び」を十分に全うできませんでした。高校3年時の進路選択で進学が視野に入った時、「今までの学校生活で培えきれなかった教養をより一層深められる進学先を選びたい」と思うようになりました。この大学の教養教育は、基礎学力の修得にとどまらず、多彩な分野にわたる科目が提供されており、全学年を通して多様に学べる「くさび形教育」と呼ばれる講義設計が魅力的でした。この点に強く惹かれ、進学を決めました。

現在は学星学会、手話サークル、ラジオサークルの団体に所属し、活動しています。学星学会では、毎年発行する「学星文庫」の編集長を務めた2年次の経験が特に印象的です。編集担当の学生をまとめ、印刷会社の方と繰り返し打ち合わせを行うなど、初めての経験が多くありました。手話サークルでは3年次にサークル長となり、その役割に相応しい人間になるために奮闘しました。金沢市手話奉仕員養成講座に通学し、全国手話検定試験を受験し、福祉イベントにも参加しました。今年はラジオサークルの活動を大学全体に認知されるように頑張りたいです。そのために、ラジオ番組の編集技術をさらに磨こうと思います。

過去の自分を振り返ると、日々の中で周囲が優れて見え、自分が凡人であることを辛く感じていました。「優れた人間になりたい」という考えは自分を苦しめ、自分の能力を減退させていたのかもしれません。しかし、金沢星稜大学に入学後は「不器用でもいいから、応援したいと思われる人間を目指そう」という目標を持てるようになりました。この大学では学生の「やりたい」をサポートする仕組みが整っており、学生を応援してくださる温かい教職員の方々が多くいます。皆さんも、いろいろな出会いを通して、新しい自分を発見してください。

My favorite ○○ in 4 years

全国手話検定試験の学習に用いたテキストです。試験本番では落ち着いて問題に回答することができました。今年はさらに上の級の合格を目指して、試験日まで勉強を頑張りたいと思います。また、今年度も昨年度に引き続き金沢市手話奉仕員養成講座に通学するとともに、今年度から新たに金沢市要約筆記入門講座と石川県点訳ボランティア養成研修に通い始めました。社会人になっても学び続けたいと思います。

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