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学長メッセージ

金沢星稜大学は、北陸地域において最も早い昭和42(1967)年に、文系単科大学として開学しました。経営母体である稲置学園の建学の精神「誠実にして社会に役立つ人間の育成」を実現すべく、現在までに2万4千人に上る卒業生を輩出してきました。
稲置学園の始まりは、今より94年前の昭和7年に開学した「北陸明正珠算簿記専修学校」にあります。本学園はすなわち、そろばん塾からスタートしています。昭和7年といえば、アメリカに端を発した世界恐慌の荒波を受け、日本も昭和恐慌と呼ばれる深刻な不況下にありました。当時、弱冠23歳だった稲置学園初代理事長の稲置繁男先生は、自身とそう年齢の違わない少年少女たちに、世間の荒波を自分の力で乗り超えてゆける「生きる力を身に付けて欲しい」と願い、そろばん塾を始めたと伝え聞いています。
学園創立から94年を経た現在も、この「生きる力を身に付けて欲しい」との願いは変わりません。金沢星稜大学は「自分を超える力をつける」を合言葉に、経済学部、人間科学部、人文学部の3学部7学科で専門教育を展開しています。では、専門教育を通じてどのように「自分を超える力」を付けるか。
それぞれの専門領域には、その分野を知る基礎知識に始まり、深く掘り下げた専門知識があります。ネット検索すれば容易に情報が入手できるこの時代、物を知っていることを軽く見る向きもありますが、知識を身に付けることを軽視してはいけません。知識を身に付けてゆく過程で、その領域はどのように物事を捉えようとしているのか、どのように問題を解き明かそうとしているのか、徐々に見方や考え方が備わってきます。知識が付けば付くほど考える力が深まり、学ぶことがさらに容易になってきます。
次には、こうして身に付けた知識(場合によっては技能)を実際の課題に対して試してゆく。専門領域を一つでも身に付けていると、領域から離れた未知の課題に直面しても、かなりの程度まで類推が働き対処も可能になってきます。重要なことは絶えず課題を探索しつつ、自分の力を試し続けることです。
最後に、他者と共に学ぶことの重要性を強調しておきたいと思います。共に学ぶゼミナールの仲間との議論や、課外活動に取り組む仲間との協力など、協働的な取り組みこそが意欲関心を高める刺激となり、さらに広く、深く学んでゆく原動力になります。大学教員はそれぞれが専門家ではありますが、皆さんを一方的に教える存在ではなく、共に学び活動する他者として本当の価値があります。「自分を超える力をつける」上で、我々教員を大いに活用してください、よろしくお願いします。
稲置学園の始まりは、今より94年前の昭和7年に開学した「北陸明正珠算簿記専修学校」にあります。本学園はすなわち、そろばん塾からスタートしています。昭和7年といえば、アメリカに端を発した世界恐慌の荒波を受け、日本も昭和恐慌と呼ばれる深刻な不況下にありました。当時、弱冠23歳だった稲置学園初代理事長の稲置繁男先生は、自身とそう年齢の違わない少年少女たちに、世間の荒波を自分の力で乗り超えてゆける「生きる力を身に付けて欲しい」と願い、そろばん塾を始めたと伝え聞いています。
学園創立から94年を経た現在も、この「生きる力を身に付けて欲しい」との願いは変わりません。金沢星稜大学は「自分を超える力をつける」を合言葉に、経済学部、人間科学部、人文学部の3学部7学科で専門教育を展開しています。では、専門教育を通じてどのように「自分を超える力」を付けるか。
それぞれの専門領域には、その分野を知る基礎知識に始まり、深く掘り下げた専門知識があります。ネット検索すれば容易に情報が入手できるこの時代、物を知っていることを軽く見る向きもありますが、知識を身に付けることを軽視してはいけません。知識を身に付けてゆく過程で、その領域はどのように物事を捉えようとしているのか、どのように問題を解き明かそうとしているのか、徐々に見方や考え方が備わってきます。知識が付けば付くほど考える力が深まり、学ぶことがさらに容易になってきます。
次には、こうして身に付けた知識(場合によっては技能)を実際の課題に対して試してゆく。専門領域を一つでも身に付けていると、領域から離れた未知の課題に直面しても、かなりの程度まで類推が働き対処も可能になってきます。重要なことは絶えず課題を探索しつつ、自分の力を試し続けることです。
最後に、他者と共に学ぶことの重要性を強調しておきたいと思います。共に学ぶゼミナールの仲間との議論や、課外活動に取り組む仲間との協力など、協働的な取り組みこそが意欲関心を高める刺激となり、さらに広く、深く学んでゆく原動力になります。大学教員はそれぞれが専門家ではありますが、皆さんを一方的に教える存在ではなく、共に学び活動する他者として本当の価値があります。「自分を超える力をつける」上で、我々教員を大いに活用してください、よろしくお願いします。
金沢星稜大学 学長 永坂 正夫 (NAGASAKA Masao)