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【経営学科】村上統朗教授が戦略アドバイザーとして参画する観光プロジェクトが「2025年度 全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」を受賞
2026.05.20
経済学部経営学科の村上統朗教授が、戦略アドバイザーとしてプロジェクト立ち上げ当初から参画している福井県大野商工会議所の「大野型滞在循環モデル創出事業」が、日本商工会議所の「2025年度 全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」において、最高賞である大賞を受賞しました。同賞は、地域の個性を活かし、他の商工会議所の模範となる観光振興活動を顕彰するものです。2025年度は、大野商工会議所の「大野型滞在循環モデル創出事業」が大賞に選定されました。
受賞した事業では、大野商工会議所が地域のハブとなり、体験事業者と旅行者をつなぐ仕組みを構築し、日常的な営みを価値化する「大野微住(びじゅう)」ブランドを立ち上げました。寺社での坐禅・写経、神職による講話、醤油蔵での木樽発酵体験など、地域に根差した文化体験プログラムを提供し、滞在価値と観光消費の向上を図っています。主なターゲットは台湾や欧米の富裕層であり、モニターツアーでは1人あたり約15万~30万円の消費額を実現するなど、観光の高付加価値化に取り組んできました。また、収益を地域文化や寺社の維持に還元することで、文化と経済が循環する持続可能な観光モデルの構築を目指しています。
受賞した事業では、大野商工会議所が地域のハブとなり、体験事業者と旅行者をつなぐ仕組みを構築し、日常的な営みを価値化する「大野微住(びじゅう)」ブランドを立ち上げました。寺社での坐禅・写経、神職による講話、醤油蔵での木樽発酵体験など、地域に根差した文化体験プログラムを提供し、滞在価値と観光消費の向上を図っています。主なターゲットは台湾や欧米の富裕層であり、モニターツアーでは1人あたり約15万~30万円の消費額を実現するなど、観光の高付加価値化に取り組んできました。また、収益を地域文化や寺社の維持に還元することで、文化と経済が循環する持続可能な観光モデルの構築を目指しています。
800年以上の歴史を伝える「篠座神社の里神楽」
村上教授は、同事業において戦略アドバイザーとして参画し、人口減少や少子高齢化が進む地域において、大野市の文化、歴史、宗教、慣習などの地域資源の活用した地域ブランディング、大野市でしかできない貴重な体験を付加価値としたプレミアム価格戦略、インバウンド受け入れ企業における新たなビジネスモデルの構築などを支援してきました。
今回の受賞は、大野商工会議所を中心とする地域事業者の継続的な取り組みが、持続可能な観光振興の先進的事例として高く評価されたものです。 本学では、今後も教員の専門性を活かし、地域社会の活性化と持続可能な発展に貢献する活動を推進してまいります。
今回の受賞は、大野商工会議所を中心とする地域事業者の継続的な取り組みが、持続可能な観光振興の先進的事例として高く評価されたものです。 本学では、今後も教員の専門性を活かし、地域社会の活性化と持続可能な発展に貢献する活動を推進してまいります。
醤油蔵で木樽発酵体験を行う様子
全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞とは
日本商工会議所が主催する、地域の観光資源を活かして地域経済の活性化や交流人口の拡大に貢献した優れた取り組みを表彰する制度です。
日本商工会議所「大賞は大野商工会議所の『大野型滞在循環モデル創出事業』─2025年度『全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞』」
日本商工会議所「大賞は大野商工会議所の『大野型滞在循環モデル創出事業』─2025年度『全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞』」

村上統朗教授のコメント
今回の受賞は、「微住」という外部知を手がかりに、大野に長年受け継がれてきた文化、慣習、職人性、地域の営みなどを、インバウンド向けの観光価値として具現化した取り組みが評価されたものと受け止めています。 私自身、ファミリービジネスや地域企業における外部知の取得、暗黙知の継承、伝統と革新の関係、持続可能なビジネスモデルの形成を研究してきました。その観点から見ても、本事業は、地域に埋め込まれていた暗黙知を、訪問者が体験できるプログラムに仕立て、地域内および世代間の知識循環へとつなげるとともに、持続可能な収益構造へ結びつけた点に意義があります。 今回の受賞を契機に、大野発の取り組みがさらに発展し、地域における新たな観光・地域経営の実践モデルとして広がっていくことを期待しています。