STORIES
震災を経験して感じた“人との繋がりの大切さ” を星稜の野球を通じて改めて実感しました。
株式会社日立物流中部
人間科学部スポーツ学科
Y・Kさん
福島県 福島東高等学校出身
国公立大学を目指していたものの、センター試験で思うような結果を出せず私立大学への進学に変更しました。小学生から続けていた野球ができることと、「星稜」という名前に惹かれて一般入試で受験し、福島県から金沢星稜大学に入学しました。
在学中に力を入れたことは、やはり硬式野球部での活動です。監督からは「目配り・気配り・心配り」を大切にするよう常日頃から指導されてきました。他大学に比べると練習時間が短いため、練習をどれだけ効率的に進められるかどうかが大切になります。「目配り・気配り・心配り」を心がけることで、短い時間でも密度の濃い練習ができるだけでなく、試合での視野の広さにも繋がりました。
小学5年生の時に東日本大震災を経験して感じたのは、食料品など周りに必要なモノがあることがいかに幸せかということです。その頃から漠然と人の生活を支える仕事がしたいと思うようになり、実際に就職活動が始まってからは、物流業界ならモノを通じてその思いを叶えられると感じて志望しました。会社説明会とリーグ戦が重なってしまった時に、「試合頑張ってください!」とエールを頂いたりするなど一人ひとりを大切にする企業であると感じたことが、日立物流中部への就職を決めた理由の一つです。
福島から進学し、周りに知り合いがいない中でも、新しい仲間、友人、先生方のお陰で今日までやってくることができました。金沢星稜大学に来なければこんなにも素敵なご縁に恵まれなかったと思います。 震災を経験して人と人との出会いの素晴らしさを身をもって感じた私から後輩の皆さんに伝えたいことはただ一つ。「星稜」だからこそ出会える仲間や友人を大切にし、4年間を精一杯過ごしてください。
my MUST ○○
硬式野球部の仲間とともに
この写真は、春のリーグ戦が終わった後日に同期のみんなと撮った一枚です。自分の大学生活の思い出は、野球部のみんなと過ごした日々そのものです。それほど大学野球に全力で取り組んできた証だと思います。この大学に来て、硬式野球部に入部しなければ出会うことのなかった大事な仲間には本当にありがとうと伝えたいです。