異国の文化を肌で感じ、失敗を恐れないことの大切さに気づいた留学経験は私の財産です。

早期に留学でき、世界の文化や宗教などを広く深く学べる人文学部に進学を決めました。

物価が安く日本と生活基準が違う空間に身を置きたいと思い、1年次の2月から2カ月弱の間マレーシアに留学。オマーン、リビア、エジプトなど日本ではなかなか出会えない国の留学生と一緒に英語を学びました。彼らは文法が間違っていても特に気にすることなく自信を持って話していて、失敗を怖がってはダメだということに気がつくと同時に、話す力よりも「聞く力」の大切さを実感しました。短期間とはいえ異国の文化を肌で感じられ、さらに世界の宗教に興味が湧くきっかけにもなり、留学に行けて本当によかったです。

帰国後はWebクリエイター能力認定試験にチャレンジしました。ずっとWEBサイトを自分で作ってみたいと思っておりエクステンション講座を受講したのですが、最初はコードの意味が全く分からず苦労の連続。参考書の解説を読み込むことで少しずつ理解できるようになり、時間を忘れて熱中するほどにのめり込みました。 仕組みを理解してそこに面白さを見い出せた経験が就職活動でも活かされ、システム開発を行うIT企業から内定を頂きました。就職後は早く一人前のエンジニアになり、「あなたに任せてよかった」と言っていただける存在を目指します。

大学は思っている以上に様々な経験ができる環境が整っています。他学部の授業を受講できたり、留学やボランティア、資格の講座、就職支援イベントなど盛りだくさん。大学受験が上手くいかず複雑な気持ちで入学した人もいるかもしれません。ですが、どの大学に行くかよりも、4年間でどれだけ打ち込んだかが大切です。大学の制度やサポート制度を余すことなく活用し、ぜひ充実した学生生活を送ってください。