前進する力と広い視野が育まれた4年間。

金沢星稜大学への進学の決め手は手厚い就職支援と高成績（GPA)による成績優秀特待生制度で支援を受けられることです。様々な支援を受けながら教職課程で教員免許の取得を目指しつつ、「簿記」の資格も取得するなど、自身の「幅」を広げることができました。また、私は聴覚に障がいがあるため、高校までは東京のろう学校に通っていました。コロナ禍ということもあり、オンライン授業が中心になる中で交流面（コミュニケーション）での課題や不安もありましたが、「準硬式野球部」や「手話サークル」に入部し、自分から密度の濃いコミュニケーションをとり克服することができました。

国内外への旅行を趣味とするうちに旅行業界に興味を抱き、就職活動では「自分が考えた企画をお客様に楽しんでもらう」という機会がある企業から、内定をいただくことができました。金沢星稜大学では「スポーツ学科」においても「社会学」や「マネジメント論」、「マネジメント演習」など、普段の授業から「現状を理解し、改善点を見つけ、対策を考え、議論する機会」が多くあります。その学びから得た「相手が求めるもの」と「自分が与えるべきもの」を双方向で捉える視点は、就職後も強い武器になると思います。

自分で考え、行動できるようになったことです。大学入学までは家族や学校の先生に頼ることが多い日常でしたが、一人暮らしを経験することで、失敗を恐れずに挑戦をする力が育ち、その実感が今の自信に繋がっています。もちろん努力することだけでなく「息抜き」を上手く使い分けることが大事です。どんなに時間をかけても諦めず、前向きに挑戦し続ければ、いつかは“今よりは良くなる”と確信しています。