手にした行動力と傾聴力で、新たなフィールドへ。

金沢星稜大学へ進学の決め手となったのは、地元で「地域活性化を学べる」環境でした。
ゼミナール活動の一環で地域の賑わい創出を目的に親子を対象とした夏祭りイベントを実施したことが特に印象に残っています。「イワナ掴み」グループリーダーとして、様々な壁にぶつかりながら仲間との関わりや、業者さんとのやり取りに工夫を重ね、当日は延べ200人の親子に楽しんでいただくという好結果を得ることができました。
3年次まで公務員を目指し勉強に力を入れていましたが、就職活動を進める中でより自分に向いていると感じる職種を見つけたため進路を民間企業へと変更しました。企業の選考では公務員試験の勉強で培ったものが発揮できる機会も多くあり、振り返れば無駄のない大学生活だったと満足しています。

様々な業界・職種を見ていく中で、成長産業である「IT業界」に興味を抱くようになり、インターンシップも参加しました。その中で、システムエンジニアはチームで仕事をする場面が多く、文系からでも活躍することができるという印象を持ち、人々の生活に大きな影響を与えることができる企業で働きたいと思い志望しました。
就職活動中に支えになったのが、「面接対策自己分析（メンタイコ）講座」への参加、そしてその時にいただいた冊子です。徹底して自己分析を行える内容で、アルバイトでの面接経験しかない私にとって、心強い存在でした。

大学生活で成長したと実感するのは、「意見を聞き入れる姿勢」です。高校時代の私は自身の考えを信じて疑わず、他者と意見が食い違い対立するといったことが多々ありました。しかしゼミナールのイベントでリーダーを任され、プロジェクトの成功を目指す中で様々な意見を尊重する必要性に気づき、メンバーの意見にも興味を持ち、積極的に取り入れるようになりました。
またゼミナールやサークル活動で得た「積極的に行動する力」も生かし、将来的にはプロジェクト全体を取りまとめるプロジェクトリーダーのような立ち位置を目指して、頑張っていきたいと思います。