多くの学びと出会いを経て、納得の将来への切符を獲得。

早期留学を想定し、北陸にいながら英語や国際社会の基礎から実践までを段階的に学べるカリキュラムに惹かれ、金沢星稜大学の人文学部へ。入学時はコロナ禍で遠隔授業が主でしたが、少人数クラスのため、同級生に溶け込むのは割と早かった記憶があります。
3年次からは多くの授業を英語で行う「グローバルイングリッシュコース」を選択。課題に苦戦する場面もありましたが、仲間と励まし合い、個人では地道に学ぶ積み重ねで、「英語をツールとし、人に伝える術」が身に付きました。一方、和菓子屋でのアルバイトでは、様々な世代と関わりながら業務にあたり、売り上げに貢献する中で社会の中での成長を実感することができました。

他の同級生と実際の面接を経験したり、先輩や職員の方々からアドバイスを受けたりできる「面接対策自己分析（メンタイコ）講座」が特に役立ちました。改善点や頑張りどころを把握する機会となり、自分の望む将来に真剣に向き合うきっかけにもなりました。そして幅広い業界の話を聞いた結果、最もワクワクしたのが「ものづくり」に携わる仕事。管理スタッフとして技術・生産現場に近い場所で実務に携われる企業に出会い、内定をいただくことができました。
社会に不可欠な物流を支える1人になれるよう、誇りをもって一生懸命働くことが今後の目標です。

「与えられた事をこなす」という、受身な姿勢が多かった高校生時代と比べると、主体性と積極性が備わったと思います。振り返ればこの4年間、大学やアルバイト先、趣味の読書やプライベート旅行を通じ、年齢も出身地も異なる多くの人たちと関わることができました。異なる考え方や生き方を知るたび、自然と自分自身が変わっていったのだと思います。
心配性な一面を持つ私ですが、チャンスに出会うには、思い切って一歩踏み出すことが大事。就職後は、大学生活で得た前向きに取り組む力と順序よくタスクを進める力、機会があれば英語力も活かせるよう、成長を続けたいと思います。