新年のご挨拶

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

昨年は学園創立90周年。折しも日経キャリアマガジン「価値ある大学2022‐2023」就職ランキングで、本学は小規模大学部門、総合1位、日本一となり、記念すべき年でした。ひとえに学生、教員、職員が一丸となって取り組んだ成果であり、学長として誇らしく思います。それを象徴するシーンを秋の「流星祭」ステージでも目にいたしました。学生、教員、職員それぞれ2名、計6名の若手からベテランを交えたバンドが見事なハーモニーを繰り広げてくれたのです。まさしくTHE SEIRYOを象徴する姿だと感動いたしました。

本年からは創立100周年、及びその後の百年を見据えた学園の新たな将来像を展望していかねばなりません。その際、必要なことは私たち一人ひとりの向上への意欲をかきたてる、精神的・身体的な振り返りと見直しではないでしょうか。というのも私たちは普段から意識する・しないにかかわらず、既に飽和状態に近いレベルで生きています。この積み重ねの上に、さらに新たな展望を積み重ねようとしても限界があるように思えます。

そこで新年の提案です。新たな創造を試みるエネルギーを生み出すために、私たち一人ひとりが旧来のやりかたやエネルギーの用い方を点検し、必要とあらば、大胆に見直していこうではありませんか。そのような姿勢を持ち続けたいと思いますし、また積極的な提案を歓迎します。

皆さまにとりまして、健康で希望に満ちた素晴らしい一年となりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。