地域連携

【地域連携/佐藤ゼミナール】みたに朝市に参加しました!

2025.01.31

経済学科の佐藤ゼミナールでは金沢市地域力再生課から委託を受けて行っている「地域力創造プロジェクト事業」の一環として森本三谷地区をフィールドとして地域活性化に資する調査を行っています。8月の現地視察に続いて、11/10(日)に開催された「みたに朝市」に参加し、朝市に出店しているお店のお手伝いをするとともに、ゼミ内で考えてきた内容をもとにアンケートおよびヒアリング調査を行いました。

この調査から「みたに朝市」の参加者が地元住民だけでなく、近隣エリアからも地場の野菜を求めて来ているお客さんがいることや、朝市に大学生もお店を出店して若年層の力で活性化してほしいとの意見も聞くことが出ました。
今後はアンケートおよびヒアリング調査からわかったことを整理し、この1年間の調査でわかったことを取りまとめていきます。

学生のコメント

経済学部経済学科 2年次 K・Aさん(石川県 金沢学院大学附属高等学校出身)
私は三谷地区の現状について自治会長さんからヒアリング調査を行いました。その結果、三谷地区は高齢化が進んでいるため、私たち大学生の力が必要であり、毎年開催されている朝市で大学生が模擬店を出店するなどして、若者との交流を深めていくことが三谷地区の活性化に繋がるということを学びました。
今回のヒアリング調査を通して、他にも私たち大学生だからできることを考えて、三谷地区が少しでも発展し、たくさんの魅力のある三谷地区が発展していったらいいなと思います。
経済学部経済学科 2年次 K・Yさん(石川県 星稜高等学校出身)
私の班では「既存のイベントを盛り上げる」という目標を設定しました。ゼミ全体として班ごとにテーマを分け一つのゴールに向かっていくために誰一人欠ける事なく、ゼミのみんなが協力的に活動していた事が印象的でした。
実際に今回のイベントに参加したことで、見えてきた問題点や課題をもとに今後どうしていくべきか、自分たちには何ができるのかを話し合いました。そして私たち自身もこれまで触れたことのない地域での活動であったので、みんなから様々な意見やアイディアが出てきた事で、より良いアンケート調査やフィールドワークに繋がりました。
このような活動を今後も続け、最終的に自分たちもイベントに参加するという形で力になりたいと思います。

経済学部経済学科 2年次 S・Rさん(石川県 飯田高等学校出身)
私がみたに朝市に参加して感じたことは、三谷の人たちはみんな優しくて笑顔が素敵ということです。私は主に出店している人の手伝いをしましたが、椅子を用意してくれたり、カイロをくれたりとても優しい人でした。さらに、お客さんからお菓子をもらったり、買い物をしたら、おまけで野菜をつけてくれたりする人もいたため、三谷にはいい人たちがたくさんいると思いました。そのため、移住してここに住む人でも住みやすい地域だと思いました。また、アンケートをしている際も質問に答えるだけでなく、雑談混じりで質問をしている側も楽しく会話している気分になれたため、三谷はあたたかい地域だなと思いました。
経済学部経済学科 2年次 Y・Iさん(石川県 野々市明倫高等学校出身)
みたに朝市に行って、寒い中、朝からたくさんの人が来ていて、行列ができていることに驚きました。みたに朝市では新鮮な野菜がお手頃価格で売られており、またスーパーでは見たことないような野菜も売られていていました。私は野菜農家さんのお手伝いをしましたが、普段行っているアルバイトの作業とは違い、お客さんとの距離が近く、コミュニケーションが大事だなと感じました。
お手伝いをした農家さんからは、「三谷地区は高齢化が進んでいて住んでいる人も出て行ってしまって、こうやって若い人が来てくれると活気が出てよかった」とおっしゃられていたので、この辺りで朝市を実施している場所は少なく貴重な場所だと思いました。そのため若い人にはぜひ来てもらいたいなと思いました。