ご案内
【総合研究所】展示会「アートと大学が出会うとき」を開催します
2024.10.31
アートと大学が出会うとき
「考える」場としての大学と、「考える」行為としてのアートが出会うとき、 それぞれにおける「考える」ということのちがい・あるいは重なりが見えてきます。 本展覧会は、アーティストであり美術教育研究者でもある櫻井あすみ・三好風太が、 2023年度に金沢星稜大学で計4回行ったのアートの特別授業の記録や参加学生による成果物を、インスタレーションとして再構成し、展示するものです。
この特別授業は、金沢星稜大学における共同研究「Arts-Based Researchを共通基盤とし、総合大学における科目にアート作品の制作を取り入れるための学際的研究 —美術・教育学・哲学の観点から—」の一環として実施されました。
この共同研究では、Arts-Based Research(アートに基づく研究)という世界探究の方法論に依拠しつつ、本学教員の寺嶋・門前が、アーティストの櫻井・三好 とともに、多角的な視座からアート制作を高等教育における個別科目に導入するための授業モデルの形成を試みていいます。
学生・研究者・アーティストそれぞれにおける「考える」ことがどのように混ざり合い、 影響を与え合い、そして広がっていったのか。そのことを展示としてたどり直すことで、あらためてアートと「考える」ことの関係を問い直してみたいと思います。