地域連携

【地域連携/ボランティア】こども学科の学生が「わいわいサロン」に参加

2025.06.19

5/25(日)

人間科学部こども学科有志の学生が、金沢市中央公民館彦三館の会議室で行われた、「わいわいサロン」に参加しました。このイベントは、令和6年能登半島地震による精神的な負担や、避難してきた金沢市での一人暮らしのストレスを抱える高齢者に対して、精神的な癒しとリラックス効果の提供、他者との交流機会の創出、生活意欲の向上を目的に開催されたものです。

①歌に合わせた体操
②なまえの由来についての自己紹介
③防災クッキング
④交流タイム(感想の発表・次回の計画についての希望のききとり)

歌を歌いながら体操をしたり、お互いの自己紹介では、「父親の名前から一文字もらった」「明るい未来のために」「繁栄するようにとつけられたが、名前が重く感じる」など、自分の名前の由来について紹介しあいながら、高齢者とのコミュニケーションを生む工夫をはしらせていきました。
防災クッキングでは、アルファ米、ビニール袋で炊くごはん、インスタントカレー、缶詰など、学生が買い物をして持ち寄り、試食。「避難所で食べたアルファ米を思い出した。普段温かいご飯が食べられることを幸せに感じた」「学生さんの優しさを感じた」などといった声が寄せられました。

学生のコメント

人間科学部こども学科 4年次 Y・Mさん(富山県 福岡高等学校出身)
今回は、能登半島地震を経験したみんなで、避難所でもおいしいご飯を食べたいという思いから、防災クッキングをしました。今回食べたものは、ビニール袋で炊くご飯、アルファ米、レトルトカレー、缶詰を食べました。ビニール袋でお米を炊いたことはなかったので、いったいどんな感じになるのか想像できませんでしたが、実際に食べてみると、いつも通りのご飯が炊けてとても嬉しかったです。
ご飯を炊いている間、参加者の方に自分の名前の由来について伺いました。みなさんの由来が素晴らしく、いつの年代であっても子どもに対する親の愛情を感じることができました。
今回の活動を通じて、温かさがあるだけで「ご飯も人も何十倍もよくなる」ことが分かり、災害時に持っておくべきものも確認することができました。月に一度の活動ですが、参加者の方々の笑顔を見ることができ、私も幸せな 気持ちになります。来月の活動も楽しみです。

人間科学部こども学科 4年次 D・Hさん(石川県 野々市明倫高等学校出身)
今回の「わいわいサロン」では、「防災クッキング」を行いました。災害時に役に立つ料理や、常備しておきたい非常食を持ち寄り、参加者全員で調理して試食をしました。私は久しぶりの参加でしたが、皆さんが笑顔で接してくれたのでとても嬉しかったです。
参加された皆さんから「美味しかったし楽しかったです」「色んな人に教えてあげたいです」とお声を頂いたので、今回参加出来てよかったと思いました。
「わいわいサロン」では心温まる経験がたくさん出来るので、また皆さんとたくさん活動出来ることを楽しみにしています。