【国際交流】留学生文化体験ウィーク～茶道体験～　

12/10（水）

留学生文化体験ウィークとして、学内にある和室にて茶道体験を実施しました。当日は、本学の留学生10名が参加し、伝統的な日本文化を体感しました。講師から茶道の歴史や考え方などを説明いただき、「一期一会」や「おもてなしの心」の考え方といった、茶道に息づく価値観を学びました。また、茶碗の扱い方、和菓子をいただく順序、作法など、一つひとつの所作が持つ意味が丁寧に紹介されると、参加者はとても興味深そうに頷いていました。皆それぞれに慣れない動作に戸惑いながらも、楽しそうに取り組む姿が見られました。
初めて茶道に触れる留学生も多く、最初は緊張気味でしたが、美味しいお茶菓子と抹茶をいただき次第に表情がほころんでいきました。今回の茶道体験は、留学生が日本文化の奥深さに触れ、異文化理解をさらに深める貴重な機会となりました。

O･Vさん（ロシアからの留学生）
Learning about small details of process and taking part in the ceremony with other students was interesting. The host master was very kind teaching us. Also, students from tea ceremony club were very professional and serious. I was amazed. Thank you for that opportunity.

C･Pさん（台湾からの留学生）
今回の活動に参加できて、本当にありがとうございました。茶道を体験するのは初めてだったので、とても楽しみにしていました。今まではネットで見ただけで、抹茶は一つの茶碗を四人で回して飲むものだと思っていました。でも、実際に体験してみると、全然違っていておどろきました。
体験では、正座をしてお茶をいただくという日本の伝統的な作法を学びました。先生がゆっくり説明してくださったので、全部は分からなくても、だいたい理解できてよかったです。
それから、紅豆の和菓子がとてもおいしくて、気に入りました。また、二回お茶をいただきましたが、どちらも違う茶碗でした。茶碗の形や色、使われている感じがそれぞれ違っていて、見るのがとても楽しかったです。これも「一期一会」という気持ちなのかなと思いました。同じ体験はもう一度できないという意味がよく分かりました。
今回の茶道体験は私にとって、とても大切な思い出になりました。これからも、もっと茶道について知ってみたいと思います。ありがとうございました。