「厳しい状況にあっても志を忘れない。」手抜きせずにこれからの人生も歩んでいけたら。

人文学部を選んだ理由は二つあります。一つ目は早期留学ができること、二つ目は教員と学生との距離が近いことです。視野を広げるために自分の目で海外を見てみたいと思っていたことに加え、それに必要な英語によるコミュニケーション力を磨ける環境があると知り、進学を決めました。

 入学後は学生広報プロジェクトとダンスサークルの活動に力を注ぎました。広報活動では企画の立案からインタビュー、動画制作にロゴＴシャツ作りと幅広く活動。0から1を生み出す創造力や人に協力を依頼する力が身に付きました。ダンスを通して得たものは、自分に足りないものを客観的に分析する力です。音楽に合わせてただ体を動かすだけでも楽しいのですが、そこに技術的な要素が加わると動画で見直した時にも楽しめます。

就職活動は学生時代に最も苦労したことかもしれません。特に面接では、少しでも緊張をほぐすために、志望業界や企業の情報をスクラップしたノートを常に持ち歩き何度も確認していました。他にも、進路支援課にある先輩が残してくれた活動記録は非常に役立ちました。企業のWEBサイトを見るだけではわからない情報が載っていて、志望業界等が決まっていない学生は是非見てほしいと思います。

就職活動を行う上で大切にしていたのは「歳寒松柏」という言葉です。志や目標を明確にし、そこからすべきことを逆算して、一つ一つ全力でこなす。順調であっても、そうでなくても、「すべきことを手抜きせずにする」ことを心がけ、社会人としても活躍していきたいです。