落ち込むことがあっても部員の顔を見れば忘れてしまう、そんな仲間達が心の支えでした。

大学選びでポイントにしていたのは、自宅から通えることと、就職に強いこと。県内の私立大学でもとりわけアクセスが良く就職サポートに手厚い印象が強かった金沢星稜大学に進学を決めました。

もともと野球が好きで高校野球等の試合を観戦するのが趣味でした。自分も野球に携わってみたいと思い、入学してすぐに硬式野球部のマネージャーになりました。オープン戦の対戦相手のマネージャーと連絡を取って日程を調整したり、多岐にわたって部員のサポートを行うなど、様々なことを経験できたことは私にとってこの4年間で一番の思い出です。80名近い全部員の前で連絡事項等を伝える場面が多く、その経験から人前で話すことに苦手意識を感じなくなったのも大きな成長の一つかもしれません。部員はなかなか素直に私の言うことを聞いてくれなかったりして困ったこともありましたが、就活等で落ち込むことがあっても仲間の顔を見ればそういうことも吹っ飛ぶくらい明るい部員ばかりで、楽しい思い出の方が多いです。週6日の練習で就活との両立も大変でしたが、チームがリーグ戦で強豪相手に勝ち点を取れた時は嬉しさを通り越して感動しました。

就職活動中は、オンとオフを大切にし、「なんとかなる」と常にポジティブ思考でいることを心がけました。周りがいくつもインターンに参加したり内定をもらったと聞いても焦らず、人と比べないことも大切なことだと思います。就職後もそうした意識を忘れずに色々な人と関わって沢山のことを学んで成長していきたいです。