留学で身に付いた英語力が自信になり、ヨーロッパに一人旅に行ったことが一番の思い出です。

中学生の頃から英語や洋画が好きで、大学に入ったらもっと英語を勉強したり留学をしたいと思っていました。人文学部では宗教など幅広く世界のことを学べると知り進学を決意。県内での就職を考えていたので就職に強いことも決め手の一つでした。

アイルランドのリムリック大学に留学したのは1年次の1月から約5か月間です。日が短く、食事の量が多いことなど慣れない生活に最初は戸惑いましたが、優しいホストファミリーや一緒にホームステイをしていた年上のフランス人ともお互いに助け合いながら良い関係性を築くことができました。留学で英会話にも自信が付き、3年次の夏にはヨーロッパへ一人旅に。スイスを目的地にドイツやポーランド、チェコなどを巡り、留学時とはまた違った視点で海外を見て感じることができました。

日本に限らず世界の建築物を見るのが好きで、建築物は建てられた後も使う人や見る人など多くの人が関わるものだと思います。そうした点に魅力を感じ、住宅・建設企業をメインに就職活動をスタート。進路支援課からは就職活動の詳しい流れをガイダンスで教えてもらうだけでなく、様々な関連企業を紹介してもらったり、書類の添削をしてもらったり色んな面から支えてもらいました。

留学はじめ、大学での授業など様々な経験を通して、自分の考えがすべてではないことや、人によってあたりまえの基準が違うことを受け入れられるようになりました。もちろん勉強は一番大事ですが、サークルや趣味、アルバイトなどを通じていろんな人と関わることも大切です。一瞬で過ぎてしまう4年間を実りあるものにできるよう後輩の皆さんも頑張ってください。