留学、ボランティア、バックパックの旅…。すべての経験が一歩踏み出す勇気を与えてくれました。

人文学部国際文化学科では早期に長期留学ができることを知って、もともと海外に興味があったため進学を決めました。

1年次の1月から約半年間フィリピンのマニラへ留学。留学先では語学を中心に学び、休日は現地でできた外国人の友人と旅行に行ったりしました。できるだけ英語に触れる時間を作ることで特にスピーキングスキルを上達させることができたと思います。このスキルを活かして、帰国後は金沢駅での外国人へのバス乗車案内ボランティアに参加しました。留学経験者として他のメンバーをリードする立場で英語を使って案内をしました。この経験も経て、2年次の春休みには東南アジアへのバックパックの旅にも挑戦。あまり現地の情報が得られない中で、時にハプニングにも見舞われつつ、1カ月で5カ国を周りました。こうした経験から得たのは、過去に満足せずに、得た知識や経験を活かして次の成長に繋げるという力です。 一歩踏み出してチャレンジする勇気を持つ大切さにも気付くことができました。

就職活動を行うにあたって、大学で培った語学力や多様性への知識も活かしていきたいと考え、将来的に海外のお客様に対応する仕事に就きたいと思っていました。旅行などの“非日常の特別な時間”だけでなく、普段の“日常における安全な時間”を守っていく点に魅力を感じ、内定先への就職を決めました。

自由時間が増える大学生活では、自分の意志が無ければ何も得られず時間だけが過ぎてしまいます。自分のしたいことをしっかり考え、行動に移す。そうした姿勢を忘れずに、後輩の皆さんも、未来に向かって自信を持って堂々と頑張ってほしいです。