何の取り柄もないと感じていた私が、「向上心」と「行動力」を武器に走り抜きました。

高校の授業で「フェアトレード」について学んだ際に新興国との貿易や人権についてもっと深く知りたいと思い、経済学の視点と法学の視点から広い視野で学ぶことのできる経済学科に入学を決めました。

入学後に力を注いだのは、よさこいの活動やオープンキャンパス活性化プロジェクトの活動です。特によさこいでは、メンバーのほとんどが未経験者だったため、ダンスリーダーとして全員のモチベーションとスキルが上がるように、ストレッチの強化などを行い集中力の維持のために練習メニューを工夫しました。そして参加したイベントのステージでは、全員が主役となりこれまで経験したことのない達成感を味わうことができました。

この経験もあって、就活が始まってからは「チーム全体で助け合いながらお客様一人ひとりの課題解決に寄り添うような仕事」がしたいと思うようになりました。内定先の企業は、グループの全国網から最新の技術や旬な情報を常に取り入れ、地域社会における情報化ビジネスを支える重要な役割を担っています。「地域社会や地元産業に貢献する縁の下の力持ちになりたい」という私の理想像と合致したことも、決め手となりました。

「自分には何の取り柄もない」と考えていた高校時代。受験でも第一志望の大学に落ちたことで、こうした後悔はもう二度としたくないと思い、積極的に行動して自分の可能性を広げようと大学時代を過ごしてきました。大事なのは「向上心」と「行動力」。皆さんも小さなことでもいいのでチャレンジして充実したキャンパスライフを送ってくださいね。