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未来を決めるのは今の自分。積極的に経験を積むことで自信に繋がることを実感した大学生活。

石川県教員採用試験・小学校


人間科学部こども学科

S・Mさん

石川県 小松高等学校出身

国公立大学が第一志望でしたが叶わず、小学校教諭として多くの先輩方を輩出されている本学が、自分の夢に一番近づける環境だと考え入学しました。

2年次に「外国の教育を学びたい」という思いを持った学生を募り、readiness(レディネス)というサークルを立ち上げ、副代表を務めました。ゼミや講義という枠組みを超え、海外研修の日程を組んだり、飛行機のチケットやホテルの予約、現地の学校での活動も全て自分たちで実行。実際にタイの学校を訪れ、自由で気さくな子どもたちと、私のこれまでの常識を超えた教育のあり方を目の当たりにして多くのことを吸収できました。
教員採用試験対策の勉強では、前日の夜に「明日やることリスト」を作り、翌朝に迷わず勉強に取り組むことを習慣にしていました。模擬授業の練習では固定のメンバー以外の人とも行うことで、多様な授業の仕方や声掛け方法を学び、模擬授業後にお互いが気づいた点をどんどん言い合える関係性を築けたところが良かったと思います。

サークルでも模擬授業の練習でも、「意見を出し合うことでより良いものが生まれる」ことを実感し、この4年間で自分から意見を出すことで責任ある役割を数多く担うことができました。サークル、部活、ボランティア、アルバイト、旅行、趣味…。大学生活に沢山の思い出があれば、それが自信や強みになります。どんな高校、どんな大学、どんな経歴かは関係なく、良くも悪くもこれからの自分の行動で未来が変わります。過去にとらわれず未来の自分のために、これからの行動を自分が誇れるものにしてください。自分の理想とする方向に向かうには、今からでもきっと遅くはありません。

 my MUST ○○

夜に光る「つなぐ」の竹灯り

3年次にゼミの活動として、地域のつながりをつくるプロジェクト「金沢子ども竹灯り」に企画・運営スタッフとして参画しました。当時の竹灯りのテーマは「つなぐ灯り」ということで、地域の幼稚園児が制作した竹灯籠を使って「つなぐ」という文字を作りました。「金沢子ども竹灯り」を知らない地域の方々も、家の外に出て写真を撮ったり、近くの竹灯籠が倒れると直してくれたり、一緒に子どもたちに声をかけてくれたりと、本当に地域全体がつながったプロジェクトになりました。

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