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【地域連携/神崎ゼミナール】能登町宮地地区で「キリコ搬出作業」に参加——震災後の祭礼文化継承を支える
2026.06.29

4/30(木)
神崎ゼミナール有志の学生7名が、能登町宮地地区の旧小学校体育館にて行われた「キリコ搬出作業」に参加し、地域の方2名とともに復旧・保全活動を行いました。本活動は、令和6年能登半島地震により被害を受けた旧小学校体育館の取り壊しに伴い実施されたものです。施設内に保管されていた地域の祭礼文化の象徴である「キリコ」を安全に取り出し、次世代へとその文化を継承していくことを目的に開催されました。

当日は、体育館内部に保管されていた大型キリコの搬出作業を敢行しました。学生たちは、全長5メートル近くに及ぶキリコの担ぎ棒を体育館の入り口から慎重に運び出し、同じ敷地内にある新たな保管場所まで移動させる大がかりな作業に取り組みました。
搬出ルートの途中には階段や狭い通路などの難所もありましたが、参加者同士で積極的に声を掛け合い、安全管理に最大限の配慮をしながら一歩一歩作業を進めました。
搬出ルートの途中には階段や狭い通路などの難所もありましたが、参加者同士で積極的に声を掛け合い、安全管理に最大限の配慮をしながら一歩一歩作業を進めました。

6/9(火)
活動2回目は、倉庫として利用していた体育館から運び出したキリコについて、実際に使用できるようキリコと担ぎ棒の組み合わせを確認し、印を付ける作業を行いました。これは9月の祭り当日にスムーズに準備・運行を進め、地域の方々とより充実した時間を過ごすための大切な準備。キリコはそれぞれ大きさや木材の組み合わせが異なるため、事前に適切な組み合わせを確認することで、安全かつ円滑な運行につなげることができる。学生たちにとっても、祭り当日の組み立てを想定した実践的な学びの機会となりました。

あわせて、地域の方やや地域の祭りを執り行う宮司さんへのインタビューも実施し、キリコ祭りへの思いや思い出、今後の地域の祭りのあり方について貴重なお話を伺いました。

両日の活動を通じ、震災によって甚大な被害を受けた地域において、暮らしや心の拠り所である祭礼に関わる大切なキリコを無事に保全できたことは、地域社会にとっても大きな意義を持つ活動となりました。また、復旧作業の最前線に身を置いた学生たちにとっても、被災地の現状を五感で捉え、地域文化を支える活動の重要性と責任を深く学ぶ貴重な機会となりました。
(文:担当教員 神崎 淳子)

学生のコメント
経済学部経営学科 4年次 Kさん(石川県 金沢桜丘高等学校出身)
能登宮地にある春蘭の里でキリコの解体ボランティアと体育館の清掃作業を行いました。 体育館に大きなキリコと小さなキリコが2つずつあり、今回小人数だったため小さなキリコ2台を解体し、片づけを行いました。
キリコを片付ける中で、キリコの組み立て方や部品の重さを知ることができ、祭りの担い手がいないと、これらの作業はとても大変だということに気がつきました。
私たちは毎年宮地の祭りのボランティアに参加しており、今回初めて裏方の作業を体験することで祭りの担い手として我々がボランティアに参加することの意義を強く感じることができました。
能登宮地にある春蘭の里でキリコの解体ボランティアと体育館の清掃作業を行いました。 体育館に大きなキリコと小さなキリコが2つずつあり、今回小人数だったため小さなキリコ2台を解体し、片づけを行いました。
キリコを片付ける中で、キリコの組み立て方や部品の重さを知ることができ、祭りの担い手がいないと、これらの作業はとても大変だということに気がつきました。
私たちは毎年宮地の祭りのボランティアに参加しており、今回初めて裏方の作業を体験することで祭りの担い手として我々がボランティアに参加することの意義を強く感じることができました。

経済学部地域システム学科 3年次 Mさん(石川県 内灘高等学校出身)
長年にわたって宮地に住まれている方の話を聞けたのがすごく良かったです。祭りについても色々話を聞くことができ、昔は子どもが多く賑わっており、天狗の格好をした大人が、子どもを追いかけたりした話など、祭りの楽しい雰囲気が伝わり印象的でした。
長年にわたって宮地に住まれている方の話を聞けたのがすごく良かったです。祭りについても色々話を聞くことができ、昔は子どもが多く賑わっており、天狗の格好をした大人が、子どもを追いかけたりした話など、祭りの楽しい雰囲気が伝わり印象的でした。