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高校時代に描いた夢が叶う。そのための4年間は本当にあっという間だった。

株式会社ジャクエツ

人間科学部こども学科

M・Kさん

石川県 金沢錦丘高等学校出身

大学生活を振り返って

私は高校生の頃から「将来はこどもに関わる仕事がしたい」という思いを持っていました。進学先を検討する中で金沢星稜大学にこども学科があることを知り、入学を決意。この4年間はとにかくこどもと関わる機会を大切にしてきました。
1年次の頃から野外スポーツ部に所属し、こどもたちのキャンプやクリスマス会に参加したり、2年次の時には所属ゼミナールでドローン操縦やVR体験ができるプログラミングのワークショップを開催するなど、幼児から高校生まで幅広い年齢のこどもたちに関わってきました。所属ゼミナールでは国際交流活動も行っていて、3年次の時に台湾の小学校を訪問し、現地のこどもたちと交流しながら日本の文化や小学校の様子について英語で話したことも大きな経験になりました。

就職活動について

3年次から本格的に就職活動を開始し、進路支援課のガイダンスに参加したり、エントリーシートの添削や面接練習を受けてきました。こども学科には保育士や教員志望の学生も多く、民間企業への就職を目指していた私は周囲と就職活動の進め方が異なっていたため、情報収集や選考対策で遅れをとったり後悔しないための行動を心掛けてきました。企業選びの軸としたのは、先述の「こどもに関わる仕事」に加え、「挑戦してみたいことや興味関心のあることに携われるか」という点です。入社後にギャップを感じないよう自己分析と企業分析に力を入れ、興味のある企業の説明会に積極的に参加しました。中でも内々定先は最終選考の前にも説明会を開催してくださり、社員の方にさまざまなお話を伺って自分の軸と気持ちをしっかりと固めてから最終面接に挑むことができました。

この4年間で成長したこと

この4年間で最も成長したのは「人前で自信をもって話せるようになったこと」だと思います。こども学科でさまざまなワークショップを経験したこともそうですが、2年次の夏に進路支援課主催の「ほし☆たび」に参加したことも大きかったです。フェリーの中という行動範囲が制限された環境で徹底的に自分を見つめ直し、繰り返しグループディスカッションや発表練習を行ったことで自信を持って話せるようになりましたし、先輩方から就職活動の話を聞くこともでき、成長に大きく繋がったと感じています。
そして今年の夏、今度は先輩アドバイザーという立場で2年ぶりに「ほし☆たび」に参加しました。一生懸命課題に取り組む後輩たちに良かった点や改善点をわかりやすく伝えることは思っていたより難しかったですが、当時の自分の気持ちを思い出して後輩たちに寄りそうことを心掛け、参加者の力になれるよう努力しました。最終日に彼らから「参加してよかった!」という声が聞けた時は自分のことのように嬉しくなりましたし、自分自身の成長も改めて実感することができました。

My favorite ○○ in 4 years

この写真は所属ゼミナールで実施した中学生向けのプログラミング教室の写真です。令和6年能登半島地震の1ヵ月後に、こどもたちの気分転換と楽しくからだを動かすことを目的に実施しました。震災後のため準備期間が短く大変な部分もありましたが、当日はこどもたちの楽しそうな声や笑顔が体育館にあふれ、私たち学生も笑顔になりました。こどもたちとの交流が被災支援にもつながる、価値ある活動だったと思っています。

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