STORIES
こども学科で学んだ相手を思って行動する力を活かし、街に暮らす親子を金融分野で支えたい。
石川県信用農業協同組合連合会
人間科学部こども学科
S・Mさん
石川県 小松明峰高等学校出身
自分が生まれ育った大好きな石川県で、こどもに関わる仕事がしたいと思い、こども学科がある本学に魅力を感じ入学しました。
もともと保育士を目指していましたが、3年次に参加した実習が進路を変える転機になりました。実習先は、経済的な理由等によって親と暮らせないこども達が多く集う施設。そうしたこども達を目の当たりにし、保育士以外にもこどもや親を支えることができるのではないかと考えるようになりました。やはりこどもは親と一緒に暮らすことで、家庭の温かみや愛情を受けられると思います。そんな環境作りに少しでも関わりたいと思い、経済的な面から支援できる金融機関への就職を決めました。
こども学科から民間企業に就職する人があまりおらず情報も少ない中、学内業界研究会が開催され、参加したことで遅れずに就職活動のスタートを切ることができ、内々定先の企業に出会うきっかけにもなりました。さらにWEBでの模擬面接では、本番さながらの環境で行われ、しっかりと事前準備ができたと思います。 就職支援が手厚く、先輩・同級生・職員など多方面から色んなアドバイスをもらうことができ、積極的に活用して良かったです。
こども学科の授業では、先生方が学生一人ひとりの個性を尊重し、長所を見つけてくださるので、自分に自信を持てるようになりました。また、周りの学生と皆で歌い、作り、共有する授業が多くあります。そうした経験からコミュニケーション力や協同して何かを作り上げる力を身につけることができました。大学で学んだ「相手の気持ちを読み取り、自分がされて嬉しいことをする」という基本的な考えは、相手がこどもでも大人でも同じです。共に働く社員やお客様に満足していただけるよう、精一杯心を込めて働きたいと思います。
my MUST ○○
大切なプレゼント
3年次の時に流星祭実行委員のライブ班の先輩と後輩にもらったハンドクリームとポーチです。就職活動の時や普段から持ち歩くことで、元気をもらい、見る度に前向きな気持ちになります。同じライブ班の4年生3人とお揃いなのでこれからも大切に使っていきたいと思います。