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対策はできるだけ早めに始めること。その“あたりまえ”が、試験直前の余裕に繋がります。
石川県公立小学校
人間科学部こども学科
I・Rさん
石川県 金沢桜丘高等学校出身
大学入学前は、小学校教員と幼稚園教諭のどちらを目指そうか迷っていたので、その両方の免許が取得できる金沢星稜大学を受験し、自分の将来の夢に近づきたいと思い進学しました。
教員採用試験は筆記試験以外にも水泳や理科実験など、やることが沢山あるため、計画的に勉強や練習をしなければ直前に苦しい思いをすることになります。筆記試験においても、自分の得意不得意をしっかり把握する意味で、自己分析をしておくことが大事です。面接試験で大切だと感じたことは、教育者として芯の通った考え方を持ち、それを短くまとめて話すことです。想定される質問内容をできるだけ多く頭に入れておき、簡潔に話すことができるように、授業の空き時間に友人と質問し合って練習を重ねました。 面接対策だけでなく、筆記試験でも特に不得意科目についてはクイズ形式で問題を出し合ったり、語呂合わせを作ったりするなど、友人と一緒に少しでも楽しく勉強できるように工夫しました。
また、模擬授業は録画して自分の授業を客観的に見ることで、自分が“無意識”のうちにしている癖に気づき、次の授業でそこを“意識”して直すことを心がけました。面接では、学生時代のあらゆる経験がアピールポイントになるので、学生のうちに沢山経験を積んでおいてほしいですね。何が起こるかわからない今、「やってみたい」と思ったことはすぐに行動に移すこと。そしてあたりまえですが、勉強は早めに始めるに越したことはありません。コツコツやってきたかどうかで試験直前の気持ちの余裕に差が出ることを私は実感しました。
子どもの成長を間近で感じられるだけでなく、その成長に関わることができる教員になれることを本当に嬉しく思います。子ども達が「毎日学校に来たい」と思える学級を作り、心の居場所となれるクラスを築いていくことが今の私の目標です。
my MUST ○○
小学生から続けているバトントワーリング
私がサークル長を務めているバトントワーリングサークルは、毎年流星祭に出演しています。今年はメンバー全員が経験者だったため、少しレベルの高い振り付けに挑戦!曲選びから振り付け、衣装まで全てメンバーで話し合いながら決めるので一曲一曲に思い入れがあり、達成感もひとしおでした。メンバーはとても仲良く、本番だけでなく練習中も笑顔が溢れています。そんなメンバーたちと、4年間サークルで活動ができて本当に楽しかったです。