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仲間と工夫してコロナ禍を乗り越えた経験は、この先の人生にも活きてくると思います。

株式会社北陸銀行


人間科学部こども学科

H・Yさん

石川県 小松明峰高等学校出身

学校の先生という存在が身近であったことから教育に興味を持ち、もともと小さな子どもが好きだったため、こども学科に入学しました。

1~2年次には座学に加え星稜幼稚園での幼児実習など現場での学びをスタートし、3年次からは直江ゼミナールに所属して、ゼミ生が主体となってさらに様々な取り組みを行っています。このゼミでは「おはなしの森」という特徴的な活動があり、地域の子ども達と地元の図書館を結び付けるために、壁面装飾や図書館内にある防音の広い部屋を使って行うイベントなどを企画しました。コロナ禍でのイベントでは、「声を出せない」「直接触れ合えない」など多くのハードルがありました。そこで、ゼミのメンバーで具体的なアイデアを出し合い、楽器の制作から演奏までを子ども自身に担当してもらうことで、コロナ禍でも楽しめるイベントを企画。当日は多くの子ども達が笑顔で演奏する姿を見て、工夫した甲斐があったと嬉しく思いました。

1年次から男子バスケットボール部のマネージャーをしています。週4日練習があり、さらに主務として大会のエントリーや遠征時の交通手段の手配などの仕事も担当しました。この主務の仕事やゼミ活動、教育実習などを通じて、「お金」の重要性に気づく場面が何度もありました。生活に欠かせないお金を通して、地元の人々の暮らしを支えたいという思いが強くなり、金融機関を志望。地方銀行であれば地元に恩返しできると考えたのも就職を決めた理由です。

こども学科は民間企業への就職希望者が少ないのですが、面接合宿などを通じて、他学部生とともに就職活動の準備ができ、情報共有できたことがとても心強かったです。面接本番でもその時のアドバイスが活き、自信を持って臨めたので、今不安を感じていたり、どうすればいいか迷っていたりする人も安心して支援制度を活用してくださいね。

 my MUST ○○

海みらい図書館で行った壁面装飾

ゼミのメンバーでデザインやテーマを話し合いながら1つの作品を作りました。子どもたちがより壁面装飾を楽しむことができるようこの中には生き物が隠れています。

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