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失敗してもいい。大事なのは、どう立ち直り、どう改善していくかを具体的に考えることです。

損害保険ジャパン株式会社


経済学部経営学科

T・Yさん

石川県 金沢錦丘高等学校出身

企業とのコラボレーションができ、その結果を実際に形に残せる点でとても魅力に感じ、マーケティングを研究する岸本ゼミナールに入りました。

このゼミ活動で一番思い出深いのは、廃棄茶葉を利用した「お茶クレヨン」という新商品を作る活動です。滋賀県もお茶の産地であることを知ってほしいということに加え、生産企業を訪問した際に廃棄される大量の茶葉を見て有効活用したいと思い新商品を企画しました。ほぼ毎週、お茶の生産会社と販促会社の担当者とオンラインでミーティングを行い、コンセプト立案からデザインまで担当。 プレゼンが上手くいかず落ち込むこともありましたが、「求められていることは何か」「自分たちの思いをいかに伝えられるか」を夜遅くまでメンバーと話し合いゴールまで辿り着きました。商品が完成して形になった時、クラウドファンディングの目標を達成した時、企業の方が喜んでくださった時の感動は忘れられません。

学業以外にも打ち込んだことは結婚式場でのアルバイトです。オープニングスタッフとして働いていた時に、後輩が多く入ってきたにもかかわらず、馴染めずに辞めてしまうという状況が続いていました。自分が後輩の立場だったらどんな環境だと働きやすいかを考え、積極的に後輩に話しかけよう、困った時に相談しやすい雰囲気を作ろう、と工夫したことで業務も協力しながら円滑に進めることができました。

ゼミ活動を通じて、人前で発表したり、企業の方とお話をしたりすることを経験し、失敗するのがそれほど怖くなくなりました。それよりも失敗した後に、そこからどう立ち上がり、どうすればうまくいくかを考えることが大切です。 だからこそ、この4年間はどう過ごすかがカギになります。勉強も遊びも“超”本気で頑張ってください!

 my MUST ○○

ゼミで制作した「お茶クレヨン」

クラウドファンディングの返礼品として、完成した「お茶クレヨン」が自宅に届いたときの写真です。箱を開ける時に、これまでの活動の嬉しかったことや辛かったことなどをたくさん思い出して、とても感動しました。

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