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数多くのフィールドワークを通じて地元への愛着が増した、思い出深いゼミナール活動。

西日本旅客鉄道株式会社


人間科学部スポーツ学科

H・Kさん

石川県 星稜高等学校出身

野外教育学を専門に数多くのフィールドワークを実施するゼミナールに所属しています。スポーツツーリズムを推進する穴水町とは関わりが深く、この町のシンボルである「ボラ待ち櫓(やぐら)」の再建に携わりました。地元漁師の方々から昔の漁業の苦労や櫓の役割等をお聞きし、穴水町役場の観光交流課の方々や地元の高校生とともに、再建に必要な木材の運搬から組み立て作業などを協力して行ったことが一番の思い出です。現場での学びを重要視するこのゼミナールでは、特に石川県の里山里海に触れる機会が多く、地元愛がさらに強まりました。他にも「SSTRのバイクイベント」「金沢ユースプロジェクト」など、地元に根差した活動に参画しています。

また、1年次の秋からパスタ屋でアルバイトをしており、主にキッチンを担当しています。直接お客様に接客できない分、一品一品に心を込め、盛り付けには特にこだわるなど、商品を通してのコミュニケーションを意識しています。土日のお昼時は特に忙しいのですが、その心がけは忘れず、今では店長が不在の際の責任者として店舗を任され、高校生や主婦の方々を取りまとめながら働いています。

内定先のJR西日本に就職を決めたのは、小さな頃から電車の運転士に憧れていたからです。高校、大学と通学で利用していたこともあり、常に身近な存在で、無くてはならないライフラインでもあります。 地域の移動手段を支えるべく、ゼミ活動で培った「協働して取り組む力」、アルバイトで身につけた「責任感」を活かして、多くの方々の生活の一部を支える責任を全うしたいと思います。

4年間を通して学んだことは数えきれません。これから就職活動を控える皆さんも、自分の夢や目標に向かって諦めない姿勢を大事にしてください。

 my MUST ○○

池田ゼミナールのメンバーと

2年間切磋琢磨してきたゼミのメンバーの写真です。毎週のように県内各地で様々な活動を行ってきた中で多くの友情が芽生えました。おそらく大学内で一番活動が多いゼミでしょう(笑)。卒業までゼミ活動は続くのでこれからもよろしくお願いします!

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