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頑張る姿勢を全力でサポートしてくれる環境と、身近に高め合える存在がいたことに感謝しています。

砺波地域消防組合(消防職)


人間科学部スポーツ学科

T・Yさん

富山県 南砺福野高等学校出身

中学生の頃、祖父が倒れた際に駆けつけてくれた救急隊の素早い判断や対応、隊員同士のチームワークの凄さに目を奪われ、消防士を目指すようになりました。高校生になって金沢星稜大学のCDPを知り、本気で夢を叶えるならここだと考えて入学を決めました。地元の南砺市から車で30分と近く、成績優秀な学生に住居費が補助される制度があったことも選んだ理由です。

ゼミナール活動では、スポーツを通じたまちづくりの推進に取り組みました。里山里海環境を活かした新たな野外活動(メガサップ)では、行政や地域の方々と協働して活動。穴水湾の穏やかな海の特徴を活かしたスポーツを通じて、地元の小学生は改めて地元の良さを再認識し、私たち大学生は穴水町の魅力を知ることができました。

また、同じゼミに公務員志望者が5人いたことで、情報共有はもちろん、わからない問題を聞き合ったり面接カードを作る時などに協力したり、“同士でありながらライバル”として切磋琢磨できたのは本当に恵まれた環境だったと思います。

他にも力を入れたのは資格の取得です。この4年間で合格したのは「乙種第4類危険物取扱者免許」「競泳公認C級審判員」「自然体験活動指導者(NEALリーダー)」「乙種第6類消防設備士」「PADI OPEN WATER DIVER」など。危険物取扱者や消防設備士の資格は、消防士への熱い思いを伝える意味でも、実際の公務員試験の面接で特に役立ちました。

迎えた合格発表の日。その日はちょうど穴水町でゼミ活動を行っている最中だったため、親に封筒を開いてもらいました。スマホ越しに目に飛び込んできた「合格」という文字を見た時は、思わず男泣きをしてしまって…。一緒にいたゼミの仲間から「よかったね!」「頑張ったからだよ!」と声を掛けてもらったことでさらに涙が溢れてきました。

目指すのは地域の人に愛される消防士です。先輩消防士の父の背中を追い、知識や技能面でも父を超えられるような存在になり、地域社会に貢献したいと思います。

 my MUST ○○

いつの間にか集合しているゼミ生たち

私の所属している池田ゼミナールは大学一と言ってもいいほど活動が多く、沢山の経験をさせて頂きました。この仲間を社会人になっても大切にしていきたいです。みんなありがとう!

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