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諦めてしまいそうな時も前を向けたのは、子ども達と共に挑戦する先生になる未来を信じていたから。

石川県公立小学校


人間科学部こども学科

T・Yさん

石川県 金沢錦丘高等学校出身

教員を目指すきっかけとなったのは、小学校の担任の先生の影響です。「個々の良さや可能性を伸ばし成長を支える」、そんな教員を目指すために、教員免許が取得できて現場でのボランティア活動等を豊富に経験できる金沢星稜大学を選びました。

試験対策で意識したのは計画性と時間管理です。「7時に起床、0時に就寝」のルーティーンを守り、平日は5~6時間、休日は10時間以上勉強に集中。また、朝・昼・夜と区切り、それぞれの時間帯でどの科目の何に取り組むのかを事前に計画して学習を進めました。不得意科目は参考書を理解することから始め、その理解度を測る意味で問題集を解くようにしていました。特に苦手だった理系科目は、朝も夜も勉強し、1日の中でも復習することで徹底的に定着するように努めました。また、面接試験は面接官の方々に自分を知ってもらえる機会と考え、ありのままの自分を見せようと前向きな気持ちで挑んでいました。

CDPの学習だけでなく専門ゼミナールの活動にも力を入れました。実際に小学校に赴きプログラミングや国際理解などのワークショップを行い、「どうやったら子ども達が興味を持ってくれるか」を考えて声掛けや説明を工夫しました。人前に立つことの抵抗感が無くなっただけでなく、堂々と話すことができるようにもなり、高校時代の自分から大きく成長できたと思います。

教員採用試験では、筆記試験対策も面接試験対策もどちらも大事ですが、それ以上に「前向きさ」がカギとなります。勉強の成果が出ない時、行き詰った時、どんな場面も合格までに必要な要素だと常に思うようにしていました。下を向いてしまいそうな時も、合格する未来を見つめて信じることが大切です。

 my MUST ○○

ゼミナールの仲間と過ごした時間

3年次は小学校でのワークショップなどで集まる機会が多かったのですが、4年次になってからはゼミ活動が減り、全員で集まる機会も減りました。そんな中でも、全員で協力して採用試験の対策を行い、目標であった「全員合格」を成し遂げることができました。2年次から共に過ごしているメンバー、3年次に初めて同じゼミナールになったメンバー、出逢うタイミングはそれぞれ違いましたが、誰一人欠けてはならない存在です。互いに支え合った経験と切磋琢磨して大きな目標を掴み取った経験を糧に、これからも自分の目標に向かって頑張っていきます。

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