準備を含め、一瞬一瞬に全力を注いだ大学生活。

高校時代からマーケティングや会計に興味があり、就職率の高さと支援の手厚さに魅かれて金沢星稜大学へ。入学直後は遠隔授業が主で、思い描いた大学生活とは異なるスタートとなりましたが、コロナ禍でもできることの中で4年後を見据えた時に「選択肢を広げたい」と考えるようになり、「Excel」「秘書検定」「FP」など資格の勉強を始めました。中でも未経験の「FP」ではエクステンション講座を活用し、計画的に学習を進め、合格することが出来ました。
また、地元の陸上教室で小学生の指導も。初心者の目線に立った伝え方、指導方法を模索しました。子どもたちの自己記録更新、全国大会出場などの成果・成長に携われる日々に、やりがいを感じていました。

就職活動においては、身だしなみについてイチから学び、実践する「MOONSHOT講座」や、集団・個人での面接練習と、先輩方や職員の方々の指導でスキルと自信を深める「面接対策自己分析（メンタイコ）講座」が大きく役立ちました。
また、在学中は接客のアルバイトにも力をいれたのですが、その中で、求めている商品に出会えた瞬間のお客様の笑顔が強く印象に残り、次第に就職先として製造業に興味を持つようになりました。中でも、今後さらに成長し、拡大していくと思われる電子部品業界に携わりたいと思い、独自の高い技術力で世界から必要とされている企業を志望し、最終的に内々定をいただくことが出来ました。

私は今、物事を前向きに捉え、常に全力を出し切るために、「目の前の一瞬に全力になれるかが全て」という言葉を胸に留めて、準備の過程を重要視しています。資格取得やボランティア活動、サークルなど、4年間という時間をフルに用い、様々な挑戦を実行することで、多くの気付きと、失敗を恐れずに挑戦する力が得られたと思っています。
限界を決めず、迷ったら即行動に移す積み重ねで身に付いた「経験」と「学び」は、これから社会に出る上でも、大きな自信となっていくものと、確信しています。