合格者体験談がきっかけで高まった就職への意識

隣県にある金沢星稜大学への進学を決めたのは、資格取得や就職に強いと思ったからです。実際、公務員試験に合格するまでに、エクステンション課にはたくさんお世話になりました。
富山労働局を目指したきっかけは、4年次の先輩方の話を聞く合格者体験談でその仕事を知って興味を持ち、さらにゼミナール活動の中で「副業の推進と働き方改革の矛盾」を学んだことで関連職業に就きたいと考えたからです。説明会やハローワークの案内などで自分が働くビジョンが見えるようになり、目標を定めて試験に臨んだ結果、内定をいただくことができました。

面接については普段に近い自分でいた方がより相手に知ってもらえると考えたため、まずは笑顔を心がけ、「自分自身を知ってもらうだけ」と気楽に本番に臨めるよう準備をしました。
一方、集団討論では自身の意見と周囲の意見を尊重するバランスを意識しました。私が意見を述べる必要があっても前のめりは良くなく、他者の意見にも耳を傾けながら討論する姿勢も求められますので、その点に注意して繰り返し練習を重ね、本番に臨みました。

公務員試験は受験してから合格が出るまでの期間が長いので、私は月に一度のリフレッシュ日と１日２時間の自由時間を設定していました。根を詰めすぎれば辛くなりますが、楽しみがあることで「それまで頑張ろう！」と思えたからです。また、誰かに相談することも大事だと感じました。

公務員を目指すにあたって、まず「なぜなりたいのか」を少しずつ頭の中で形にすることで、心の整理もついてくると思います。勉強だけでなく、情報収集を積極的に行って色々と知識を深めていくと「頑張り切れる」と思います。