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ゼミナール活動の経験から得たマネジメントを糧に

石川県公立小学校教員


人間科学部スポーツ学科

N・Rさん

石川県 金沢二水高等学校出身

大学生活を振り返って

教員になりたいと思うようになったきっかけは、小学5年生のときの先生への憧れでした。後に運動の二極化という問題を学び、二極化が始まる前の段階でスポーツの楽しさを伝えたいと考えるようになったことが、小学校教員に進路を絞る決め手となりました。
大学生活ではゼミナール活動に力を入れ、プロスポーツチームや小学校、NPO法人などと連携しながら、様々なイベントの企画・運営を行ってきました。高校時代に比べて規模の大きなイベントを学生主体で動かすという経験を通じて、実践的なマネジメント力を得ることができたと思います。

教員試験対策を振り返って

実技試験対策では、現場の先生方の模範授業や一緒に練習している友達の授業をしっかり見るようにしました。良いと感じたポイントを繰り返し実践することで自分に合った工夫や方法を見つけ、他の授業内容にも活かせるよう練習を重ねました。
また、面接試験対策では「良いところだけを見せよう」としないことを心がけました。整えた自己PRや志望動機を覚えて話すのではなく、その場で浮かぶ自分の言葉を意識することで、「素の自分」を見てもらおうと考えたからです。

友達が一般企業への就職を決めていく中、勉強や実技の練習は行っていても合格に近づいているのか分からず不安もありましたが、その度に過去の自分を振り返り、そこからの成長を感じることで乗り越えることができました。そして合格したときは嬉しかったのですが、翌年から教壇に立つことが正式に決まりって新たな不安も出てきました。その不安の解消には「もっと勉強し、成長しよう」と考えることが最適なので、この感情も「モチベーションを上げる好機」と捉えるようにしています。

後輩へのメッセージ

資格などの勉強や部活動・サークル活動、ゼミナール活動の他、旅行などの遊びまで、自分が「これは!」と感じたことはどんどん挑戦していきましょう。成功や失敗を問わず、挑戦そのものが大きな成長を遂げる機会となり、そこから得た経験値が今後の強みになっていくと思います。
大学生活の充実・満足度は自分次第ですので、「やりたい!」と思ったらまずは行動を起こしてみてください。

My favorite ○○ in 4 years

ゼミナール活動の写真です。このゼミナールで素敵な先生や学生と出会い、活動していく中でとても成長することができました。尊敬する点が多く、お互いに高めあうことができる素晴らしいメンバーです。ここで学んだマネジメント力を今後も発揮して、さらに成長していきたいと思っています。

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