INTERVIEW with OB&OG

教員として、生徒を一番に思ってあげられる存在でありたい。

富山県公立中学校

英語教員

F・Yさん

2021年卒/人文学部 国際文化学科 卒業

「英語の教員になる」という目標を持って入学

高校時代にアメリカ・オレゴン州を約1週間訪れる機会があり、英語を話す楽しさや、海外の文化にふれる喜びに目覚め、英語教員になるという明確な目標を持って金沢星稜大学に進学しました。
国際文化学科は授業がオールイングリッシュで行われ、全学生が1年次後期に海外留学を経験します。当初は期待と同じくらい不安もありましたが、仲間と支え合い、学び合える環境があったことで、不安だけが早々に払拭されました。クラスに日常的に英語が飛び交っていて、日本にいながらプチ留学をしている気分になれたことを覚えています。

CDPで同じ目標をもつ仲間と学ぶ

 私は1年次にアイルランドのダブリンシティ大学に留学しました。さまざまな国からやってきた学生と一緒に生活し、交流し、語学以外にもいろんなことを学びました。書道の師範を取得している強みを活かして現地で書道体験を企画し、多くの留学生に日本の文化を知ってもらえたことが一番の思い出です。
教員採用試験に向けては、CDPで筆記試験対策や面接、模擬授業対策に取り組みました。同じ目標をもつ仲間と切磋琢磨できる環境で学べたという点でも、CDPを受講して良かったなと思います。

生徒が大きく成長する3年間に寄り添う

現在は生まれ育った富山県で中学校の英語教員をしています。授業をする際は、実際の場面や状況を設定し、英語でのやりとりを分かりやすく説明しています。「自分は海外に行かないから英語は使わない」なんていう生徒もいますが、地元で暮らしていても外国籍の方と日常会話を交わす場面は増えているんだぞ、と諭しています。学生時代に学んだ英語科教育法も、大いに役立っています。
中学校の3年間は、子どもが大人へと成長する中で、最も大きく変化する時期です。いわば“激動”の3年間に寄り添って生徒の成長を見守ることができるのは、この仕事ならではのやりがいです。英語教育の最新の知識を学び、より良い生徒指導や学級経営への理解を深めることはもちろん、教員として、生徒を一番に思ってあげられる存在でありたいです。

後輩へひとこと

 大学の4年間はあっという間に過ぎます。Don’t put off till tomorrow what you can do today. (今日できることを明日に延ばすな)今興味があることに挑戦していきましょう!